第7回タイピングサミット、振り返りメモ


第7回タイピングサミット、振り返り。

サミットでは、毎年幹事組による振り返り会をやっている。そこでアンケートの内容を踏まえて、運用のスキームや持ち物、イベントについて議論して結果を纏め、次年度の企画時の参考としている。

が、そうした細かな資料作成に入る前に、今回はざっとセルフ振り返りをしてみる。

■レイアウト等の会場問題
会場を拡大することで多くが解決する。一方、立地・広さ・費用・宿泊施設との距離・予約可能時期・利用条件等々、全てを満たす会場は今のところ見つかっていない。それだけ今の会場が神だった。現在候補は13個出ているけれど、どれも難あり。折り合いをつけつつ探すしかない。

■グループ分け
初の三日間統一グループ化。推定実力に基づいて事前決め。当日まで繰り返される参加者の予定変更への対応もあり、大変そうだった(お任せしていたので)。概ね良い評価だったと思われるものの、新規参加者が増えづらい状況だからできている気もする。第5回のように間口を広げ新規参加者が半数近くを占めたような回だと厳しいかも。

■受付
殆どをお任せできて、何か問題があったり、決めきれないところだけ相談にきてくれる感じで、とても助かった。初日の11時半~13時以外は二人体制が必須。とはいえ、設営の残作業等、運営が最も忙しい時期なのでそう簡単なことでもない。

■参加費
宿泊費の実費は別として、日々の参加費は非常に良い数字に抑えられていると思う。今年は満員御礼参加のおかげで、昨年の赤字がぎりぎり取り戻せたかどうか。来年会場を変えるとなると、会場費や設備費も大きく変わる為、収支計画が肝要。設備・賞品への要望に対応しつつ、参加費のバランスを検討。

■初日の説明
今回一番の大失敗と言ってもいい。長くなりすぎた。全員の時間を拘束する以上、内容の最適化を図らなければならない。同会場への参加が二回目以降の人には要点や変更点のみ話すとか、自己紹介を「打って」もらうとか、様々な工夫が考えられる。グッズ欲しい、という声で作ってみた記念品販売も、告知だけしておいて、あとはどこかブースを設けて販売にしたほうが良い(結局また会場問題)。

■ゲリライベント
今回初の試み。他の運営と切り離しやすいところでもあり、事前の進め方こそ運営で議論したものの、当日は全てお任せ。こんな言い方はあれだけど、すごく楽をさせてもらった。そして、二人が超頑張ってくれたからこそ、ただの焼き増しにならずに様々なことに取り組めた。感謝しかない。サミットの目玉であり、来年もまた新しいことを考えたい。

■TOL
公式イベントを削減すると決めた際、個人的には「TOLをやめるか」とすら思っていた。が!翻って大好評。TOLはすごく面白いのにいまいち浸透しておらず、第4回に布教を試みようと決めてからずっと固定種目だった。昨年は13人の参加に留まっていたものの、今年は原則参加にした&団体戦によるメンバ間フォローもあり、一気に広まった。来年も継続は間違いない。一方で、ソフトウェアの浸透が課題。体験版は未だVectorでダウンロードできるものの、製品版はそもそも生産中止になっていることもあり、中古市場の奪い合いになってしまっている。過去、全タ連で団体ライセンスの購入を試みようとしたものの、連絡がつかず失敗した経緯もある。悩ましい課題。

■賞品
昨年に続いて継続。昨年はスポンサーのお力添えあっての賞品だったので、これを参加費という原資のみでやるのはなかなか大変だと再認識。一方で、アンケート等を見てもかなり評判が良いので、うまくコントロールして継続・拡大したい。超速い人以外でももらえるチャンスがあるというLv制限大会はとてもよかったと思う。今年もご提供頂いたe-typingのノベルティには大感謝!!

■配信
今回初の試み。参加者以外からのアンケートをとっているわけではないので、正直良かったのか悪かったのかが、いまいちわからない。配信時間帯と映っている範囲の明確化と、技術・広報・実況担当の割り当ては必須か。ここに運営組を二人近く割くだけの意味があるのかどうか、要検討。

■カード&ボードゲーム
夜は相変わらずの主役っぷり。今回投入した協力型のパンデミックとドラスレ、短時間で終わるラブレターはいずれもとても楽しかった。一方、昼間にやるにはいくつも課題がある。とりあえず、もっと会場が広くないと厳しい。

■食事会
朝昼は各自自由として、恒例の夜の食事会は、完全にぷんだ任せ。希望者の把握から始まり、予約・お店との交渉・案内・学生等の傾斜配分を意識した支払調整等、全てが完璧。ぷんだがいなくなったら超困る。是非来年も!

■アンケート
第5回から取り入れた制度。これのおかげで随分と参加者の声を吸い上げられるようになった。なぜこれまで電子化をしなかったんだろう。書く側も集計側も俄然楽になる。というわけで、来年は電子化しよう。

■PC
相変わらず膨大な作業が課題。さらに今後規模が拡大していくと、費用もさることながら場所の問題も出てくる。スティックPC+レンタル液晶モニタで解消できないか要検討。この組み合わせなら机上に手首を置くスペースもできる。検証がてら今回日本でスティックPCを買ってみたけど、下手な中古ノートPCよりも高性能。

■設備
大きな課題はないが、会場が変わると、TVやホワイトボード等の大きなものから、ケーブル等の細かいものまで全てが変わり、綿密な再計画が必要。ケーブル類は無線化してシンプルにしたいものの、第5回に無線でやった際、混信のせいか対戦が超不安定になってしまったことを考えると、やはり有線か。

■キーボード
Realforceの比率は依然高いままとしつつも、今回はBuffaloのゲーミングキーボードを5台取り入れて混在とした。Realforceを公式設備として揃えるのは費用的にも過剰投資なので、今後も他キーボードを取り入れつつ、拘りがある人はマイキーボード持参とするか。アンケートを眺めつつ検討する

■集合写真
撮影したカメラが見つからないという大変なアクシデントに見舞われている(現在進行形)。荷解きを終えていないので、もっとよく探そう。どこかにPowerShot S120が紛れていたら教えてください。今後の対策としては、二台以上で撮影するとか…。

■事後処理
帰国してから会社が家になってしまっている。全く手が回っていない。頑張ります。

取り急ぎ。

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