★やはり岡田代表では無理だったということだー(天木直人氏)
<市村悦延の視点>
民主党代表に「岡田克也」などという政権時代に大失敗した輩を党首にしている間は、
この国に未来はない。民主党政権時に要職にあったもの(枝野、細野、前原、長島等)は
すべて排除し、新生民主党でなければ意味がない。
志位委員長の呼びかけにも呼応しないだろう。
それほど現在の民主党は腐り果てている。
繰り返すが、民主党の分裂、解党的出直しが急務だとだれにも分かる。
今回の戦争法案を破棄する気概を、民主党には全く感じられない。
国民主権の下、国民の大多数が「戦争法制にNO!」を突きつけた意味を全く理解せず、
党利党略に走る民主党」!
今、選挙をやれば、民主党というだけで「落選」は決まりだ!
安倍同様に悪徳の岡田くん、党の全面改革を急げ!

<天木直人氏の視点>

私が9月20日のメルマガ第770号「画期的な共産党の選挙協力呼びかけに

岡田民主党は英断で応えよ」で岡田民主党代表にメッセージを送ったのは、

岡田代表に期待してそうしたのではない。
 
 むしろその逆だ。

 これまでの岡田代表や、私の限られた岡田代表とのかかわりから、

岡田代表ではとても無理だ、しかしそれでも、岡田代表はそうするしかない、

それほど民主党の未来はなく、日本の政治の未来もない。

だから清水の舞台から飛び降りる気持ちで英断をしてみろ、と檄をとばしたつもりだった。

 そしてその時にも書いたが、岡田代表の権限と責任で一人で決断せよ、

そして賛同できない者は切り捨てろと書いた。

 やはりそれは岡田代表には無理だった。

 民主党は連休明けの24日、

国会内に岡田代表や枝野幹事長ら幹部が集まって、

共産党の連携に関して協議したという(9月25日読売)。

 こんな事をしていては駄目だ。

 そして案の定駄目になった。

 協議を終えた後、細野政調会長は共産党の政権構想について

「到底、実現できる中身ではない。

(安全保障政策で)両党が一致しているとはとても思えない」と

主張した事を明らかにしたという。

 これは細野一人の主張ではなかったはずだ。

前原、長島ほか多くの民主党議員も同じ主張に違いない。

 おまけに連合まで加わる始末だ。

 古賀会長も24日、記者団に次のように語ったという。

 「非常に難しいパズルを解くような状況だ。

一つ二つの政策でひっついたり離れたりするものではない」と

否定的な考えを示した」という(9月25日読売)

 何という言い草だ。

 憲法9条が安倍自公政権にここまで足蹴にされているというのに、

それに対抗することが、「一つ二つの政策」というのか。

 だから言ったのだ。

 誰にも諮ることなくみずからの権限と責任で決断しろと。

それが、「死んでも死にきれない」と公言して、

わざわざ民主党代表にみずから手を上げた覚悟ではなかったのか。

 清水の舞台から飛び降りたのは志位委員長のほうだった。

 「清水の舞台から飛び降りたので協力を」

 こう言って志位共産党委員長は国会内で野党に共闘を訴えているという。

 この志位委員長の言葉にウソはないだろう。

 志位委員長の打ったバチに響けなかった岡田民主党に未来はない。

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