syg_ori

ソヨゴ · @syg_ori

12th Sep 2015 from TwitLonger

中華風サイバーパンク世界観説明


タイトル未定な感じです。


【大まかな事情、経緯など】
・中国本土の繁栄に伴い華僑の影響力も増し、世界各国の“裏社会”において勢力を拡大し始めた、……って感じの近未来。どの都市も裏稼業は中国マフィアがほぼほぼ牛耳っている。
・都市の外観のイメージはブレードランナー。多様な文化が混在しつつ、それぞれに発達した科学技術を備えたサイバーパンクな風貌となっている。
・今それに一番近い状態の都市ってそれこそ上海北京か、あるいは東京か、はたまた、……ってな具合で舞台となる土地は未定。地域的にはアジアになりそうだがNYでもいけそうだなあ。
・世界情勢が変わる規模のデカイ戦争が最近あった。
・①直近の戦争に使われた人型兵器のデッドストック(あるいは故障品などでもよい)が一般向け警備レベルにスケールダウンして売られた
②かつその制御装置を改造して元の性能に戻し私兵に加えるというのがマフィアの間で流行ったから
上記二つの理由から都市にヒューマノイドが多く混在している。


【用語説明】
・『色街』
都市の裏側、中国系マフィアの巣となっている治安の悪い地域。
表通りは飲食店などが主で未だしも安全だが、少し裏道に入れば雀荘、風俗店、怪しい薬屋や宿屋が目立つ。とはいえ治安が悪いだけではなく、中国風の街並みは立派にチャイナタウンとしても魅力もかね揃え、また日本的な遊郭(湯屋)なども見受けられ文化の成熟も感じられる。

・『中心街』
都市の表側、政府組織や各企業のオフィス、ブランド店などを収めたビルが連なる地域。デパートやゲームセンターなど不自由しない程度の娯楽施設はあるが、『色街』と比べるとこれと言った面白みはない。

・人型大量破壊兵器/Mass Destractive Humanoid(MDH)
先の大戦で使用された人型兵器。機能や機巧は様々だが、実際に大戦で使用されたものは終戦時に大多数が廃棄処分となったため、現在ではほとんど残っていない。
かろうじて第三者に保護された者、逃げおおせた者の中には政府へ反感や憎悪を抱いている者もいる。機能的には(制御装置を取り外した場合には)後継機の汎用MDHに劣るが、“経験”という名のデータが彼等を守ってくれる。つまり汎用MDHでは仮に制御機能をなくしたとしてもMDHには及ばないだろう。

・汎用MDH
前述のMDHのデッドストックや故障品を改良、使用人などとしても活用できるよう機能を新たに付け加えた上で「制御装置」を取り付け、兵器としては運用不可能にし市場流通させたもの。ただマフィアなどの手により制御装置を外された改造版が多く存在し(中には始めから故障している物などもあり)、都市に蔓延る不可測の軍事力となっている。
大抵は治安の悪い『色街』に店を構える飲食店などが用心棒代わりに買っているのだが、マフィアに悪用されている機体も。

・『干旱(Gānhàn)』
新興マフィアの一つ。名は中国語で「日照り」という意味。
従来のしきたりを無視した勢力拡大の仕方、度を越した麻薬流通など、古参マフィアからの嫌悪と警戒を一身に集めている組織。組長が不明で、他構成員についても謎が多い。超自然的存在や、宗教組織との関連などがまことしやかに噂されている。

Reply · Report Post