★安倍政権を震撼させたに違いないイスラム国の日本攻撃呼びかけー(天木直人氏)

 カイロ発共同が配信し、きょう9月11日の産経新聞が一段で小さく報じた。

 しかし、日本にとってこれほど重要なニュースはない。

 イスラム国がインターネット上で発行する英字機関紙「ダビーク」の最新号で、

米国が主導する有志連合に加わる日本を名指しにして、

「日本の外交使節をボスニア、マレーシア、インドネシアで狙え」と呼びかけたというのだ。

 日本はイラクやシリアでの米国主導のイスラム攻撃には直接には関与していない。

 それにも関わらず、なぜイスラム国がこのような日本攻撃の指令をこのタイミングで出したのか。

 もちろん、それは安倍首相の集団的自衛権行使容認のためである。

 そのために安保法案を強行採決しようとして、日本が混乱しているからである。

 イスラム国がそのような日本の政情を知らないはずがない。

 そうなのだ。

 これはまさしく安保法案は日本を米国のテロとの戦いに巻き込まれるという

危険性が現実のものとなった、最初の、そして最も強烈な、証拠なのである。

 イスラム国の指令が、たんなるこけおどしでないことを我々は知っている。

 まさしく日本はイスラム国との戦争状態に突入したのだ。

 中国の脅威どころではない。

 こんな重要なニュースを共同通信が配信しているというのに、

なぜメディアは大きく取り上げないのか。

 メディアの情報隠しもここまで来れば犯罪的である。

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