KSB2015感想の日記 -日本語版- 今朝英語で書いてつぶやいたので阿部さんに綺麗な日本に訳してもらった。#KSB2015


KSBは、日本のアルカプシーンを復活させる大きなチャンスでした。
トーナメントではアメリカの大会でも見ることができないようなたくさんのすばらしい瞬間がありました。
トロン使い・スパイダーマン使いがRFを倒したり、シュマゴラス使いが4位にはいったり、
ネモがまぶしんだけでなく、名もなきプレイヤーに負けたり。
キャラクターのバリエーションも豊富で、疑いようもなくすばらしい大会でした。


日本のアルカプはまだまだ盛んですが、もしこのトーナメントがメインステージで且つ配信されていれば皆がもっとこのゲームに興味を持ち、
Halls of Hype Moment(Youtubeに定期的に上がるその月のアルカプまとめ動画)に素材を提供できたことでしょう。
しかし、悲しいことにそのステージと配信の機会はウル4にとられてしまったのです。

ウル4の64人トーナメントは最初から最後までメインプロジェクターに映っていて、トップ8からは3本先取で行われていました。
アルカプは、200人以上がエントリーしていて、12個の予選がこの大会のためにあらかじめ行われていました。
トーナメント自体も2本先取で行われていて、壇上での試合はトップ3のみでした。
また、われわれをイライラさせたこととしては、野試合をする時間も場所も与えられなかったことです。
このすばらしい選手達は大会前も大会中も大会後もお互いにプレイする機会が与えられなかったのです。

ウル4のトーナメントは日本のどこででも行われていますが、日本のアルカププレイヤーが一堂に会せる機会はそもそも稀です。
アメリカ大会に参加することが難しい日本のプレイヤーにとって、KVOはそれが行えるただひとつの機会であり、今回の出来事はとても、とても我々をがっかりさせてくれました。

結局今回どうすればよかったのかは私にはわかりませんが、先ほども書いたとおり全員を満足させるのは難しいですが
すべてのゲームに対して配信の時間は可能な限り等しく、たくさん与えられるべきだと思います。
KSBはカプコンプロツアーの予選でもあるので、もちろん配信が保障されるべきです(カプコンプロツアーのチャンネルを知らない人はあんまりいないでしょう)し、
ベスト8以降は3本先取にしなければなりせんでした。(カプコンプロツアーの規定による。)
何人かの人たちは、ウル4の大会自体は別の日に行えないかと言っていましたし、ウル4を含めるべきではなかったとも言っていました。
私自身が感じていることは、ウル4の配信とステージ(メインモニター)は減らすべきだったと思っています。
実際観客のリアクションを見ていると、ウル4においては例えるならゴルフを見ているときのようなパチパチとした拍手を行っていたのに対し、
アルカプやスマッシュブラザーズにほいては雷のような拍手が聞こえていましたなぜならそのアルカプやスマッシュブラザーズこそがその場にいた人たちに対して優先すべきものだったからです。

世界で最も流行っているゲームが「より流行っていない」タイトルから配信の時間を奪ってしまうのは私にとっても特に驚くことではありません。
しかし、今回のそれは私たちにとっても最も大事なたくさんのプレイヤーが一堂に会して競い合う権利を傷つけてしまったのです。
大会責任者とプレイヤーは時間が過ぎても一生懸命やってました。
彼らがこの記事を読むかはわかりませんが、この不運な状況の中で働き続けなければならず、
ほんの少ししかない後方支援とともに大会を時間通り終わらせようとした大会責任者とスタッフ(兼プレイヤー)の皆様にはどれほどの尊敬と感嘆を持ったとしても足りないことでしょう。
ただ、彼らの努力のほとんどが時間通りに大会を終わらせることに向いていたのにもかかわらず少し延長してしまったのは残念です。


2年続けて参加してみてわかったのは、遠い大阪の地間で言って野試合なし、配信なし、2本先取のトーナメントはプレイヤーにはあまりにもキツすぎるということです。
これが全員に当てはまるわけではないことはわかっていますのですが、私の場合はたくさんの時間を使って3つの異なる予選に挑みました。
トーナメントの仕様・野試合の不足・壇上の時間の不足を改善するのがよいと感じています。

いろいろ書きましたが、まだ私はできる限り日本のたくさんのアルカププレイヤーとひとつの部屋で騒いで対戦と思っています。
古い友達にも会えましたし、ネット対戦やTwitterでしかあったことがない人たちと会うことができました。ホワイトハウス勢のみんなはまた一緒に遊びましょう!


先の話ですが、みんながアルカプを続けてKSBに向かってやりこんでいたころよりもっと強くなっていることを望みます。
今回のトーナメントには失望したかもしれませんが、頓挫したというわけではありません。

Evoもありますし、「10年遊べるゲーム」といわれたアルカプです。まだ6年以上ありますからね!

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