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かり~ · @kanacurry

31st Dec 2014 from TwitLonger

第6回タイピングサミットレポートその2(2日目)


 朝6時過ぎに起床。朝からもう一度風呂に入り、昨日に引き続きモスで朝食。タイピングサミットとは思えない健康的な朝を過ごし、万全の体調でdqmaniacさんとの対戦に備える。9時前には会場を開けてもらえたので早速ウォーミングアップを済ませ、ほどなく到着されたdqmaniacさんと対戦。(詳細は後述)。
 昼食は昨日と同じくファーストキッチンへ。その後コンビニに行く道中、paraphrohnさんから三重県タイパー情報を色々と聞かせてもらうなど。

■常設企画(タイプウェル・TOD2004)
 タイプウェル・TOD2004ともに10年近くブランクがあったので、今回はあまりやり込む気にはなれなかったものの、せっかくなのでひと通り参加。
 TOD2004に関しては、ザ・パーフェクトで294(だったかな?うろ覚え)を出せたので満足。「DC版TODとはワードの違いもあるし、どうせすぐにミスするだろうなー」と思っていたら、思ったより記録が伸びたので驚いた。DC版でひたすらザ・パーフェクトを打っていた日々も、無駄ではなかったようだ。
 タイプウェルの常設ランキングについては、完全に記念参加。まあ、枯れ木も山の賑わいということで。国語Rは13年ぶりにもかかわらず想像以上に記録が伸びていたのが自分でも意外だった(Sだと思ってたらXが出た、みたいなレベルの話だが)。国語Kは・・・今後、またいずれやりこみたい。

■WT団体戦
 出題されるワードに馴染みのないものが多く、e-typingに至っては一度も打ったことがなかったので、チームの足を引っ張る気しかしていなかった。そんなわけで、完全にボコられる覚悟で出たが、思いのほか噛み合って勝利。まあ事前申告したレベル8というのは明らかにWTのやりこみ不足だと思うので、次回までにもっとやりこんでおかなければ。その後のエキシビションにもあつかましいながら「開発者チーム」で出させてもらい、こちらは予定通りボコられたものの、非常にいい経験をさせてもらった。
 団体戦ということで、他のチームメイトが打っている間ももっと後ろでガヤガヤしたかったが、余計なことを言うと邪魔になるかとも思って結局自重。今思えば、打っている最中の人は取れたワード数を見ている暇がないので、その辺りを後ろからアドバイスするのはありだったかもしれない。

■DC版TOD団体戦予選
 タイプウェル国語Rで思ったよりもローマ字が打てることがわかったので(あくまでも自分の昔と比べればだが)、調子に乗ってTOD団体戦の予選にもローマ字入力でエントリー。全力疾走の結果は42秒台と予選通過には程遠い記録だったが、自分の中では上出来の結果。


 その後、飲み会の裏でdqmaniacさんとTOD対戦などをした後、夕食は昨日に引き続きサイゼリヤへ。dqmaniacさんとじっくりお話することができ、非常に有意義な時間だった。

■タイピョエル対戦
 帰りの夜行バスが迫る中、少しでも対戦をしておきたいと思ったので、音ゲーをしていたparaphrohnさんに声をかけてタイピョエル対戦。paraphrohnさんの体調が万全ではないにもかかわらず、20戦ほど対戦していただけた。最初の方は勝てていたものの、途中から負けが多くなり、最終的にはかなりいい勝負だった、と思う。お互いに入力方式が違うこともあり、途中まで劣勢でもワード運によっては一気に逆転できる要素がある一方で、反対にリードしていても最後まで気が抜けず、非常に白熱した対戦だった。ワードごとに仕切りなおすWTやTODと違い、30秒程度連続でひたすら打つので、大差がついてしまうと逆転は難しくなってしまうものの、拮抗した相手との対戦では他のソフトにはない楽しさがあり、個人的には非常に気に入った。
 途中からはdqmaniacさんたちとも交代でタイピョエル対戦の続きをしたり、TKさんとkurimansさんのTOD対戦を観戦などしているうちに、あっという間に帰る時間に。
 去るのが非常に名残惜しかったものの、最後にdqmaniacさんと再戦の約束を交わし、帰路についた。

■dqmaniacさんとの対戦総括
 3年前の対戦では、dqmaniacさんがやや初速&正確性で勝り、一方私の方はやや長文が強い傾向があったものの、全章非常に拮抗した対戦だった。しかし今回に関してはお互いの得意分野が3年前とは完全に逆転し、前半の章は私が、後半の章はdqmaniacさんが取り、3~4章のあたりを取れた方が全体で勝つことが多かった。
 今回、初速は自分の中での最重要課題だった。前回の対戦結果を見ても、初速は克服すべきところだったし、そこからさらに3年のブランクがあるなかで、練習によってどれくらい初速が伸ばせるものなのかというのは、自分としても興味があったからだ。結果として、1・2章で優位に立つことができ、この点に関しては練習した甲斐があったと思う。
 しかし一方で、後半の章の長文に関してはほとんど手も足も出なかった。ミス度外視で打ってみたり、あるいは正確性重視で打ってみたり、試行錯誤はしてみたものの、そんな小手先の変化で勝てるような相手ではなかった。初速に練習時間を割いた分、結果として長文は練習不足ということもあり、ある程度やむを得ないとはいえ、非常に情けなかった。
 そんななかでも4章で勝てることが多かったのは、土星語の影響が大きかった。土星語はワード数も少ない割に出現率が高いので、今回は直前に練習してあったのだが、実際4章では土星語ばかり出てくれたおかげで、かなり優位に立つことができた。
 次回の再戦に向けて、今後の練習ではまず第一に長文を強化する必要がある。おそらくスコアアタックへの挑戦がよい練習法になると思うが、自分としてはもう少し別の練習法を模索してみたい(いくつか練習のアイディアはあるので)。一方で、短文についてもまだまだ練習不足で、伸びしろはかなりあると思っている。不純物除去のカンストなど、やり残したことも多くあるし、全力疾走についても、あきうめくんによる怒涛の記録更新から非常に刺激を受けたので、また練習を重ねて、少しでも記録を伸ばしていきたい。


■参加した感想
 とにかく、ほんっっとうに楽しかった!今回は初めてお会いする方も多く、またTOD以外ほとんどろくに練習していなかったので、正直なところ楽しめるかどうか不安だったが、まったくの杞憂であった。運営の方々をはじめ、参加者のみなさんには本当に感謝したい。
 たしか1日目の自己紹介の時間のときに、Pocariさんが「タイピングサミットを10年先も続いているものにしたい」というような趣旨のことをおっしゃっていたように記憶しているが、実は私自身、「サミット」というくくりで言えば、京都で開催された2003年の「第2回タイピングサミット」以来11年ぶりの参加であった。途中、長いブランクがあったとはいえ、11年後もこうして変わらずガチ対戦していようとは、あの頃は想像もしていなかった。
 11年前の当時は、TODエキスパートへの参加や、TOD2003・2004大会の連覇など、様々な思い出に残るできごとがあったが、今の自分にとっての一番の財産は間違いなく、今もこうしてガチ対戦できる場と相手がいることである。そもそも自分がタイピングを始めたきっかけはdqmaniacさんのサイトを見たからであり、「Typing Attackかな」(美佳かな)ランキングで競い合って以来、様々なオフや、TOD2003・2004の決勝など、dqmaniacさんとは様々な場で切磋琢磨してきた。そうした相手と今でも変わらずガチ対戦できることは、とても幸せなことだと思う。今後も、dqmaniacさんのよきライバルでいられるように練習を重ねていきたい。

 また今回のサミットは2日間ということもあり、ほとんどタイピングだけになってしまったが、次回参加するときにはできれば3日間参加し、ボードゲームなども満喫したい。あとカラオケにも行けたい。
 もちろんタイピングについても、Weather Typingを中心にかなりモチベーションが上がったので、これからも継続してやりこんで、次回のサミットに臨みたい。

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