presampの挙動まとめ2

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※http://www.twitlonger.com/show/n_1s76mu5 に追記・訂正したものです

presamp初心者の方向けのトラブルシューティングと
ある程度UTAUに慣れている人向けのpresamp動作まとめです。
今後の本体バージョンアップによって変わる可能性があります。
質問、訂正や追記して欲しいことなどありましたらぜひぜひ教えてください！

トラブルシューティング：
・UTAU本体は最新版ですか？
・preamp本体は安定版最新ですか？
・UTAUのツール→オプション→レンダリングのチェックは？
・１回めは再生できたのに２回め再生するとおかしい
　→１回め再生時の残り香（キャッシュ）が悪さしてるので
　　一旦preditを起動するとキャッシュがリセットされて直る
　　（preditが消してくれるキャッシュは選択範囲内のみ）
・preditのツール1は必ず「wavtoolex.exe」UTAU標準装備のwavtoolだと変な音がなる場合あり
・音源フォルダ名に&を入れるとエラーを吐くらしい
・よくわからないけどなんかおかしい→音符のプロパティの
　先行発声とオーバーラップとSTP（音符をms単位で左にずらすやつ）は空欄ですか？

基本動作：
・前が休符または無音の場合、- ○が使われる
・- ○がない場合無印CV（単独音）が使われる、逆もまた然り
・連続音→なければCVVC→なければ単独音　の順で適応される
　ただし音階や表情が切り替わるところは、CVVCがあればCVVC化する
　（違う種類の音源どおしで母音クロスフェードしないように）
・母音は基本的に連続音化するが、ない場合は自動で母音結合される
・～V-CVの繋ぎ（単独音）以外はオーバーラップがイイ感じに増え繋ぎが滑らかになる
・叫、囁などの表情音や複数音階の音源について、ustで表情（または音階）が指示されている場合、
　無印連続音より表情音CVVC、無印CVVCより表情単独音を優先させる
　指定された表情の音源がない場合は無印と同じ扱い
・CVVC化するときのVCの長さは次のCVの先行発声による
・presamp.iniのreplace機能は完全一致で動作

単独音のみの音源に、ustが
　単独音→単独音で再生（母音は*があってもそれには変換されない）
　連続音→単独音で再生（母音は*があってもそれには変換されない）
　CVVC→VCは無音でそれ以外を再生

連続音のみの音源に、ustが
　単独音→連続音で再生
　連続音→連続音で再生
　CVVC→VCは無音でそれ以外を再生

CVVCのみの音源に、ustが
　単独音→CVVCオーバーラップ上げで再生
　連続音→CVVCオーバーラップ上げで再生
　CVVC→CVVCで再生（空白／値入力の場合のオーバーラップは？）

連続音・CVVC両方ある音源に、ustが
　単独音→音階や表情が変わるところのみCVVC、あとは連続音
　連続音→　〃　（連続音化させたいときは後述の「!」使用）
　CVVC→CVVCオーバーラップ上げで再生

（[あ][あ]→[あ][a あ]になるけど
　[あ][y][や]→[あ][a y][や]にはならない。理由は誰か教えて）

以上の法則を逸脱した歌わせ方をする場合は!,?を使う
例：
CVVCでa kを入れずに[あ][か]と歌わせたい→[あ][!か]
連続音で[- あ][- か]と歌わせたい→[あ][!- か]
連続音で[- あ][n か]と歌わせたい→[あ][!n か]
（[- あ][n か]→[- あ][a か]に変換されるため）
※!を使うときの注意点：!以降はエイリアスの正式名称を入れる必要あり。
　多音階のときは音階名まで全て入力しないといけないので注意！
　「!a か」と入れてa か無印（音階名無し）がなかった場合、!は無視される。
?マークはprefix.mapを無視してほしいときに使う（UTAUの仕様）

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