【ギルド：トゥルーウィスの記録】十一日目：おにーさんは心配性 goldv.ash.jp #GoldenLoreV #ゴールデンロアV

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ギルド依頼は初手からスケルトン。人型ってコイツらかーｗ
……と、此方が楽であればあるほど心配の種になっちゃうよな……。
読み違えた事に何ら変わりは無い。
無傷の帰還が吉報にならない事もあるんだね……。

新人組は全員無事に帰還！重傷も死亡も不明も無し。
……と、思ったんだけどさすがに依頼その物は全滅してましたわー……。
いやいや、全員無事に帰ってきて暮れただけでも御の字だ……。

シャティーエの所は弱った所を手練れの狼にやられたっぽい。
戦闘その物は勝てたお陰で倒れた人は無事に連れ帰る事が出来たけど……。
彼女含めてLv１６以下が四人……これは辛かったわ。

ヴィオル君の所はさらにしんどい。
一番上がLv１７で探索とか鬼か……巨大蟻の群連戦を良く頑張った……
って、お前も十分ボロボロじゃないかー！！
こっちも負傷者は無事に連れて帰ってくれた……良かった。

そしてレイザーの所もレベル配分は酷いの一言。
何があったんだ……どれだけ人手不足なんだ……。
一人倒れた所で撤退せざるを得なかった……。
この子は当初から野良行かせる予定だったからなあ……最大の采配ミスか……。
「良く戻って来た」
「……はい」
うん、これだけでいいね。

さて……うん、ギルド依頼に行くメンツを決めよう。
幸いR1-4の商人護衛依頼があったので引き受けようと思う。

ｘフィーロ：未定
ｘミスリア：ムカデ
　リロイ：R3-5コボルト
ｘルカ：R3-5狼
　サイラス：R2-4オーク
ｘリーティア：R2-5狼
　シャティーエ：R1-5狼
　ヴィオル：R1-5コボルト
ｘレイザー：未定
ｘリトラ：巨大

病み上がりに巨大討伐振るとか……。
「鬼か……」
「わー容赦無いですねー」
「他人事みたい言ってんじゃねえ！」
「さすがにムカデさんは死んじゃいますよねー」
「フィーロ……」
「いや、うん、リロイ。頼むからそんな顔でこっち見んな」

安定の未定組。
「さ、気持ち切り換えていくぞ？」
「……。解っている」

そして分不相応組……
「えーランク２まだー？」
「まだ」
「ちぇー……」
「私もR3の狼退治はまだだねー……ホンっト割り振り考えてほしいわー」
「またR2オークですか……」

……サイラスにリベンジさせるかルカ嬢を行かせるか迷うも、
死亡率と救助難度を考えて前者にする。
今度こそとは言わん。生きて帰ってこい。
シャティーエとヴィオルは幸いR1-5が来たのでそのまま行かせる。
「……」
「リロイさん、大丈夫ですから……ね？」
「お前すっかり過保護になったな……」
「心配しすぎで先輩に倒れられては困るんだが？」
「……」←過保護に閉口気味
「……。すまない」

うん、そんなリロイ君をギルドマスターはめっちゃ心配してるんですよ。
信頼度５とはいえR3依頼初挑戦、どうなることやら。
「え、俺のは？俺のは？俺そこそこ頑張れたのは？」
「未定枠にほっぽりこまれただけだから事故だしあれはオークキャプだからR2」
まあ要するに下方ブレも無いって事なんですよ。
と、懐かしく思ってその時の依頼振り返ったら当時の面子三人ぐらい死んでた。
ほんとに世界は諸行無常過ぎる……。

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