『大罪×RPGったー』の世界観等についてのまとめ


このページは『大罪×RPGったー』(http://shindanmaker.com/467264)の世界観等をまとめたページでございます。
詳しいことを知りたい! 作者(私)の考えた設定を全部把握した上で創作を楽しみたい! という方向けのまとめです。
企画ではなく、ただつらつらと脳内設定を書き出したものですので、この設定を必ず使用しなければいけない、ということではございません。ご安心ください。

この設定はその都度修正・追加・削除されることがございますのでご注意ください。
何か質問や要望などありましたら、楪ちどり(@yuzuriha_tidori)のツイッターまでお問い合わせください。


◎世界観
一般人が気軽に宇宙旅行に行けるようになったくらいの近未来の日本。
科学力や技術力などが現在より飛躍的に進んでいるほかは、あまり変わらない世界。
世界的な資源不足が問題となり、世界会議でとあるプロジェクトが決定・実行され各国から科学者や技術者、新天地を求める貧困層、我先にと新たな土地や資源を求める物好きな富豪層などが月を目指し飛び立った。
プロジェクト実施から数年後のある日、突如として月からの通信が途切れてしまう。最後の通信で送られてきた画像データには、今まで見たこともない生物らしきものに襲われている人々が写っていた。
それから間もなく、地球にもその「今まで見たこともない生物らしきもの=エイリアン」が飛来するようになり、人を見つけ次第例外なく襲い掛かるため、身を隠しながら生きることが日常となってしまった。
その状況を打破するために、人々はアンスロートという、人体に取り付けるタイプの武器を開発する。そしてそれを自らに取り付けて戦う者のことをディファイアント(立ち向かう者)と呼び、それをサポートする者のことをサポーターと呼んだ。かくして「月下人」と名付けられたエイリアンと人類の戦いが始まった。
日本では、月下人に対抗できる・それをサポートできる人材を発見そして教育できるように、アンスロートを開発している蓬莱グループが「蓬莱山学園」を立ち上げ、人材育成に精を出しているのであった。
これはその蓬莱山学園に所属するディファイアントとサポーターたちの物語なのだ――みたいな感じです。

つまりはありきたりな感じのエイリアン撃退ゲームの世界観のような感じです。


◎ディファイアントのクラス
ディファイアント:アンスロートを身体に取り付けて人々を守るために戦う人のことです。正規戦闘員。
アンスロートには9つの種類があり、それぞれ能力が異なります。
各々が扱いの得意な対月下人用武器を持って月下人との戦いに臨みます。

傲慢:攻撃・耐久・結晶能力共にバランスの良いリーダータイプ。
   チームの面々を率いて戦うことに特化した能力を習得する。
貪欲:攻撃・結晶能力特化。素早さの値が高い。
   一度にたくさんの敵に攻撃できたり、手数の多い攻撃を得意とする。
嫉妬:耐久・結晶能力特化。
   敵を攪乱したり、敵の能力値を低下させたりなどといった妨害能力に優れる。
憤怒:攻撃・耐久特化。
   時にチームの矛になり、時にチームの盾になれる強力な能力を習得する。
暴食:攻撃・回復特化。
   攻撃のみならず、敵から体力値を吸収したり、味方に自分の体力値を分け与えたりなどの回復能力に優れる。
色欲:結晶能力値が低くアンスロートのみでは攻撃力は皆無に等しい。耐久も低め。
   その代わり、回復や、能力値上昇などといった強力なサポート能力を習得する。
怠惰:耐久特化。素早さ・結晶能力値は低い。
   チームの面々を守ったり、カウンター攻撃を得意とする。また、溜め攻撃の能力を習得する。
憂鬱:攻撃・耐久のバランスが良く、結晶能力は少し劣る。
   クラスの枠を超えて様々な能力を習得できるが、「憂鬱」以外の高位能力は習得できない。
虚飾:回復・結晶能力特化。耐久は皆無に等しい。
   虚飾のアンスロートは結晶能力を最大限まで引き出すことができ、全クラス中断トツの結晶能力値を誇る。


◎ディファイアントの所属部隊
迎撃部隊:戦闘の最前線に立って月下人を迎え撃つ部隊。
調査部隊:研究者と協力して、月下人の実地調査を請け負う部隊。
防衛部隊:拠点(蓬莱山学園)や一般市民を脅威から守る部隊。
衛生部隊:怪我などの治療や、一時的に前線を預かり他部隊の疲労を軽減する部隊。
支援部隊:各部隊の援護につき、任務を円滑に進める部隊。


◎サポーターの種類
サポーター:ディファイアントを支援する人のことです。非戦闘員。

整備士:アンスロートを整備・開発する人。
専門医師:ディファイアントの健康とかの面倒を見る人。
研究者:アンスロートの開発とか月下人の研究をしたりする人。
結晶師:アンスロートに取り付ける結晶を作り出す人。
オペレーター:本拠地からディファイアントに指示を飛ばして戦闘の補助をする人。


◎アンスロート
端的に言うとprosthesis、人工的補充物。義肢とか義眼とかのことです。アンスロートを付けた人間が身体能力を向上させ月下人と互角に渡り合えるように、また結晶能力を使い遠隔攻撃ができるようにと作られました。
傲慢・貪欲。嫉妬・憤怒・暴食・色欲・怠惰・憂鬱・虚飾の9つの種類があり、また、炎・水・土・雷・光・闇の6属性の結晶をどれか一つ嵌め込むことで結晶能力(RPGでいう魔法みたいなの)を使用できるようになります。
回復用の結晶はあらかじめ全ての種類のアンスロートに取り付けられています。アンスロートの種類によって回復能力は強かったり弱かったりします。
アンスロートを取り付けるには、取り付けたい場所の人体を切除しなければなりません。医療が発達しているので元通りにくっつけることは可能ですが、「身体に傷をつける」ことへの覚悟が必要です。大抵のディファイアントは利き手・利き足でない方の腕・脚に取り付けています。
基本的にどこか一部分に付ければ十分なほど身体能力は向上しますが、両腕や両足など両方ともアンスロートを接続しているディファイアントも存在します。


◎対月下人用武器
月下人に物理的攻撃をするために独自に改良を重ねられたものです。各ディファイアントがそれぞれ扱いを得意とするものを持ち戦場に向かいます。
現在開発されている武器の種類は「剣」「短剣」「刀」「ハンマー」「メイス」「槍」「斧槍」「戦斧」「薙刀」「大鎌」「暗器」「トンファー」「鉄扇」「鞭」「弓」「クロスボウ」「円月輪」「ブーメラン」「銃器」です。


◎結晶・結晶能力
アンスロートに嵌め込んで結晶能力を使うための元素の塊。綺麗なものほど高い能力を秘めています。製造方法は完全に秘匿されており、結晶師以外は知る由もありません。
結晶能力は俗に「晶術」とも呼ばれます。


◎蓬莱山学園
私立蓬莱山学園は蓬莱グループが所有・管理している全寮制の共学校です。各都道府県に点在しています。
中高一貫校で、中学校で月下人の脅威について学び、高校に上がる際にディファイアント及びサポーターになるか希望を取り、ディファイアント希望者にアンスロートを取り付け、両者に訓練・任務を課すという形を取っています。
対月下人の本拠地は学園の地下にあり、緊急の任務が発生した場合は例え授業中であっても召集されます。緊急ではない場合は放課後や、授業のない時に任務を受けることができます。
もちろん通常の学問も生徒に教授しており、平均成績のレベルとしては中の上くらいに位置しています。ディファイアント及びサポーターになった生徒には一部の授業やテストが免除されます(希望者は受けることが可能)。


◎月下人
(恐らく)月から地球にやって来るエイリアン。原型は人型で、人間と同じくらいの大きさです。ですが人間には程遠い姿をしています。
月下人は有機物・無機物問わずあらゆるもの(惑星・大陸などの非常に巨大なものには取りつけないようです)に取りつき乗っ取ることができ、基本的に寄生生物であると考えられています。そのため生身の月下人を見ることは稀です。
人間の姿に近いほど、高位に位置するものと思われています。

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