@TLSTR_tl アリシア・エクレール 設定(暫定)


アリシア・エクレール
16歳、身長163cm、体重47kgのAB型
スリーサイズは88/57/83
9月1日生まれの乙女座
血液型はAB型
利き腕は両利き

自分達の世界をバレイヌと呼ぶこの星ではランクス、ルーヴ、ラピーヌという三国が世界統治のために争いを繰り広げている。
ランクスで三等位の階級を持つエクレール家の三女として生まれたアリシアは末っ子でありながら甘やかされることなく一人軟禁生活を送らされていた。
その理由はエクレール家に代々伝わる言い伝えが原因である。その言い伝えとは『両の腕を等しく扱うことができ不慣れを持たぬ者、その腕に悪魔を宿し末代までの災厄を齎すであろう』というもの。
アリシアは両利きであるという理由だけで軟禁生活を強いられていたのだ。元来おとなしい性格であった彼女はその言い伝えによって閉じ込められることに反対することもなく一人ひっそりと暮らしていた。
ただひとつ、アリシアの願いを飲み込んだまま。
『楽しいこと、したいな……』
そんなアリシアの願いに答えるように、「悪魔」は姿を現した。
「やぁ、アリシア。君の願いを叶えてあげよう、楽しい世界を見せてあげる」
「本当に? 私キラキラした夢みたいな世界を見てみたいの! 楽しいことをいっぱい知りたいの!」
「ああ、見せてあげるとも。沢山教えてあげるとも。だから、この手をとって私と契約するんだ。君の一部を貰う代わりに君に素敵な世界を上げることを約束しよう」
悪魔の契約を受け入れたアリシアはその体に悪魔を取り込み超人的な能力を手に入れた。天才的な発想力、人並みはずれた身体能力、そしてコンピューター並の計算能力。その心に悪魔を宿すことでアリシアは人でありながら人ならざる力を得ることとなった。
そして、代償としてアリシアに負の感情が一切宿ることがなくなった。恐怖、怒り、悲しみ、不安、嫉妬、あらゆる負の感情は悪魔が吸収しアリシアは持つことができなくなった。それは恐怖を感じることが無くなった代わりに恐怖で挑戦をやめることができなくなったということだ。
アリシアから奪われた負の感情は無謀とも呼べる挑戦心を与えることとなり、仮にそこに死が待っていようともアリシアは挑戦を止めることはないだろう。
そして、負の感情と共に悪魔に関する記憶を奪われたアリシアは気がつくと冒険を求め家を飛び出してしまった。おとなしかったはずのアリシアの性格は変わりきっており、能天気、楽天家とも呼べる言動と性格に変わっていた。
そして、世界を巡り楽しいことを探しているアリシアが偶然見つけた空間の裂け目。楽しいことを求めるアリシアが飛び込まないはずもない、裂け目を通し創造されたアリシアが降り立ったのはこのトゥルーランド、ドリームの世界だった。

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