きょう6日は、武雄市の市長・市議選挙です。

わたしは、市長に「田﨑 いくお」さん、市議に、日本共産党の「えはら 一雄」さん、「宮崎 まさと」さんを応援してきました。

選挙は、投票箱が閉まるまで、状況が変化します。選挙に関わられている人たちが、最後まで手を抜かず支持表明されている有権者が棄権することのないよう、また、投票率が上がるよう、ご尽力していただきたいとおもいます。

わたしは4日午後、武雄市民病院の民間譲渡問題で、その土地の所有者等を示す登記を武雄法務局から取得しました。
その所有者は、新武雄病院の母体「巨樹の会」で、現在、そこで活動しているNPO法人「ゆとり 新武雄在宅復帰への道の家」でないこと、3金融機関で総額45億7000万円の根抵当権設定がされていることを知りました。

わたしは、武雄市民病院の民間譲渡を「市民財産の民間病院への安価譲渡」問題と捉えています。それを実行した樋渡啓祐氏の責任問題は武雄市史に記されることとおもっています。そして、民間医療機関と福祉施設との密接な協力関係は、譲渡以前に構想化されていたはずです。改めて検証していくことが、市民財産を安易に処分していいのか、どうか、今後の市民財産問題のあり方を教訓化することなります。

武雄市図書館問題は、教育的施設から民間カフェ化、民営化への道を開き、公的図書館の放棄、教育委員会の形骸化され、樋渡市長の「思いつき」実現のため、その権限強化がはかられたことです。

また、ITC教育活用推進強化のため、問題ある代田昭久氏を嘱託の「教育監」として月60万円で雇い入れ、佐賀県教委が4月1日、武内小校長起用しています。

佐賀県も、ITC教育活用推進先進県を目指し、県立高校入学の必須条件にタブレットPC保有を加え、教材としました。今年の目玉人事と組織改編は「県初民間人校長、代田氏」「教育情報課設置」でした。

樋渡氏は、市長3期目の課題に「教育」を掲げています。今回は、佐賀県と武雄市が「ITC教育活用」をともに先進推進しようとしています。

「ITC教育活用」は、教育での一方法ですが、何もかも始まったばかりです。
それぞれの担当教諭が、その課題を具体化、方針化し定着させるという試行段階で、学校現場の混乱が予想されます。

樋渡市政の三期目誕生しても、これまでの「独断専行の暴走」は、市民病院払い下げと公的図書館の民間カフェ化という「箱もの」の処分でしたが、今度は「教育」という「成長する人」をどう育てていくかの問題です。

教育委員会を形骸化し、その権限を手に入れての「独断専行の暴走」は、学校現場の混乱に拍車をかけ、教育の荒廃が待っているだけです。

また、人それぞれの個性のない「PC人間」が生まれること必至です。
 
これまでの樋渡氏の言動から考えると、画一的な「PC人間」をつくろうとしているのかも、しれません。

Reply · Report Post