ホールボディカウンターを使った騙しに気を付けろ!(布施純郎 医師ツイートまとめ)

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ホールボディカウンターのアンチドザのホームページより:「福島の子供たちに内部被ばくゼロ」報道はWBCに無知なマスコミを悪用した結果。その作為を見抜け! 」福島の子供たちに内部被ばくゼロという見出しが躍っています。WBC=ホールボディカウンターで検出されていないからと伝えています。

本当にそうでしょうか。これは、あまりにもマスコミが不勉強で、相手側の誘導に簡単に騙されているだけです。実は、難しい話は一つもありません。 まず、事故発生から、数ヶ月内でないと、そもそもWBCで測定する有効性が少ないです。 勿論γ線を計測するだけです。

そして、WBCは精密に測れる機械ではありません。NAIシンチレーションと基本は変わりません。生体を適切に測るのは難しく、閉架型の精密な機械でも、最大推定は検出値の10倍とも言われています。  そして、今回の機械、簡易的な閉架型で、下限値は300Bq/Bodyです。とても高い。

これ以下は測れていないと切り捨てられる可能性が高いです。WBCでは、チェルノブイリの椅子型オープンな装置は数値は高く出ています。それを閉架型と比較する意味もない。しかもWBCはそもそも精密に計測はできません。 事故当初ならともかく、二年後の意味もかなりうすい。

時間経過は意味をさらに喪失させています。検出限界300Bq/Bodyだと、つまり299Bq/Bodyも検出しない可能性もありえます。体重20kgの子供だと149Bq/kgの放射性物質の体内蓄積も理論上は測れていない可能性もあり得ます。

バンダジェフスキー博士が主張する話は10Bq/kg位の体内汚染から心電図異常もあるということ。ドイツのベルリン、放射線防護庁のWBC、機械下限値20Bq/bodyと比較すると、あなたたちは15倍も高い測定下限値で大丈夫と言われています。はっきり言うと、国民は捨てられています。

これがリアルです。しかも5分計測。短すぎます。10分は計らないといけません。ぼくが東海村の事故の後、国の組織側で、密閉型のWBCで半時間近く計測されたから良くわかるのです。完全に騙し。JCO事故の時の僕よりも、数段扱いが悪くされているのが、福島県民です。

南相馬で市長の下、病院で、東大のチームがいろんなことをやられている話です。上氏や坪倉氏、そして早野龍五氏。上氏、ご本人が仙谷さんに頼まれて南相馬に入っていたと告白済みです。南相馬などに、こどもを留めるためにおこなっているのは事実でしょう。避難させたくないですから。

そこで使われているのが、キャンベラ社のFASTSCANというWBC。遮蔽があるから、開架型よりはましですが、立位式で簡易型ではあるもの。之は、高度汚染をしている時の識別に使う機械ではないかとも思えるものです。高性能のものではないのです。

たがら下限が300Bq/body。そうした機械の本来の用途を、何かずらして使っている気がします。違う目的のため、食の内部被ばくの不存在証明という話に使えるように錯誤させている感覚です。WBCは精密な閉架型でも、本来最大推定値は計測値の10倍とも言われます。

ベルリンの放射線防護庁で25Bq/body検出した未婚の日本人女性(東葛地域が実家)は、仏の専門家に「最大推定は250Bq/body。半年は妊娠するな」と言われていますから。データの解釈問題だけではありません。データそのものが、事実を改ざんするために、

データを作り上げるということがおきることを理解して下さい。これは、捏造というあからさまなものばかりでなく、下限値、機械の型式、所要時間など、わかりにくいところで、ずらして誘導する感覚です。その作為を見抜くしかありません。

アンチドザのホームページより連続ツイートしました。いろいろな方法でホールボディカウンターの機械で国民を騙すことなど、政府や学者には簡単なことなのです。

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