「給食の地産地消やめて」
 2013年11月28日

 いわき「ママの会」、市に要望

 いわきの初期被曝(ひばく)を追及するママの会は27日、子どもを内部被曝から守るため学校給食の地産地消をやめるよう、いわき市の清水敏男市長に要望した。清水市長は「いかに安心してもらうか、食材の検査態勢を見極めたい」などと応じた。

 同市立小中学校では1日計約3万食が配られている。地産地消をすすめていた震災前は食材品目の約30%が市内を含む県内産だったが、現在は野菜や豆類などの一部で2%ほどという。来年度以降の市内産米の利用再開を検討している。食材は1キログラムあたり20ベクレル未満を基準として前日に検査し、10ベクレルを超えれば再検査したり、使用を取りやめたりしている。

 同会共同代表の千葉由美さん(44)は「地産地消を否定しないが、給食からは外してほしい。初期被曝させられた子どもたちがさらに被曝するのを予防したい」と話した。@@@会員限定@@@

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