【NYLON10月号ティパニインタビュー韓→日翻訳】
・韓国はもう涼しくなりましたが、バリはまだ暑いですね。
―ここは初めて来たのですが、余裕あるスケジュールなので良いですね。活動直前のほぼ最後の個人画報のスケジュールですが、こんな事言ったら駄目でしょうけど今日は一番"バカンスっぽい"ようです。

・画報をとてもたくさん撮りました。今日の撮影は普段とは違いあまり笑わずお高い感じのコンセプトでしたがどうでしたか？
―ショートヘアで撮影するとは考えもしてなかったのですが、新鮮で面白かったです。久しぶりのショートヘアなのでファン達も喜ぶと思います。準備してくださったカツラコレクションを眺めるのも面白かったですし。

・画報撮影する時意見をたくさん出す方でしょう？
―私は今までやってきた画報の試案作業にはいつも参加してきました。これまで別の媒体で撮影するときも参加していたのですが、私はこの過程が本当に好きです。画報撮影をする時、一人の人を通して意見が伝えるのと私が直接感性を加えて表現するのとでは違うじゃないですか。実は、これからはスタイリングも自分でやってみたいという思いもあります。これまでユニット活動をしながらスタイリングをしたことはしたんですが、画報を通してお見せするのも良いのではと思います。

・画報で見せたいのはどんなスタイルですか？
―最近映画<偉大なギャツビー>にとてもハマりました。一度見て映画がとても良かったので最初から最後まで6回も見たんですよ。映画の中のスタイリングも本当に芸術じゃないですか！だからいつか1920年代を背景に画報を撮ったらどうかなと思います。テーマが<偉大なギャツビー>だったらもっと良いでしょうね。

・ニュースを見るとある日は韓国に、ある日はアメリカに、ある日は香港にいますね。いったい海外にはどれほど沢山行っているのでしょう？
―一週間に5日間は海外に、二日ほどは国内にいます。特別に何度飛行機に乗ったのかは面倒なので数えてはいないのですが、パスポートケースに集めておいたチケットの半券を親に見せると「いったいこれは何枚だ？」と驚かれるんです。40枚を越えていたんです。でも一番笑えるのが、それはせいぜい2月から5月まで乗ったものだけを集めたものだという事実でしょう。ハハ。

・全世界を飛び回っていますが、その中で最も好きなところはどこですか？
―やはりLAを挙げるほかありません。韓国に来るまでそこが家だったし、家族みんなそこにいますから。私がLAの家に行くと家族皆集まります。まだ私の部屋もあるんです。正直、10年近く仕事をしてきていますが、韓国で一人でいるとここが家だという気分にはなりません。もちろんメンバーと宿舎にいると家のようではありますけど。

・国内で見られないその時間に海外で公演を沢山していましたが体力的に大変ではなかったですか？
―私は本当に公演体質のようです。皆もとても不思議がってます。実際朝に移動してツアーをしながら公演準備をするのは楽ではないですが、私はいつもコンディションが良いんですよ。メンバーが時々「あの子はどうして朝からあんなに元気なの？」と言うくらいです。リハーサルするときも軽く体をほぐしながらやれば良いのに、私はあえてもう一曲やろうと言うのでメンバーが驚きます。

・もともと体力がある方なんですか？
―公演をしてないときは死体ですよ（笑）その時に疲れてくたびれていたとしても、公演をしたり練習をすると言うと、コーヒーやエナジードリンクを一つ飲んで「GO！」するスタイルです。だから一言で私は公演体質？

・空き時間には何をする方ですか？
―別の人たちはテレビを沢山見ると言うのですが、私は思ったよりテレビを見ていません。それでもしっかり見ているのは音楽番組です。音楽番組を見る理由は、最近何が流行なのか知らなくてはいけないし、私が演出のようなものにも関心があるので見ることが多いためです。それからメンバーが出るドラマやバラエティは必ず見ようとしています。ユリとヒョヨンが出演中の<ダンシング９>は必ず見ます。あ！ドラマはあまりよくは見ないのですが、本放死守したのが<その冬、風が吹く>です。

・チョインソンさんのため？
―そうです。あの方のため！本放死守をどれだけ必死にやったことか。皆にどけと言ってリモコンを掴んでいました。普段は決してそうではないんですよ。

・そういえば少し前に誕生日でしたよね。もう２０代中盤ですが、以前とは違い生じた悩みはありますか？
―何と言ってもチームの悩みが一番多いです。私たちが個人の時間も多くなり、体力やコンディションも皆違うため、集まった時にどうすればベストを出せるかに頭を悩ませています。昔は単純に全てのことが良かったとすれば、今は皆体力が以前のようではないですから…

・はは、そうでしょう。少女時代も年を取りましたから。
―そうです。昔は飛行機にも沢山は乗らなかったので体力を備蓄することができたのですが、最近はそうではなく体力の塩梅も考えなくてはならないので、その部分も悩みです。「少女時代がベストを出すにはどうしなければならないのか」みたいな。

・年をとりながら自ら成熟したと感じますか？
―とても感じます。以前はメンバーと大人っぽいコンセプトの画報を撮ってもそれがピッタリと似合いはしませんでした。とても少女らしく写っているとでも言いましょうか。でも最近はエティチュードも皆成熟してきたので、そのような姿がぎこちなく見えはしないんですよ。

・国内活動を再び始めると忙しくなるでしょうが、その前に必ずやってみたいことはありますか？
―ヨーロッパ旅行をしたいです。一日二日行くのではなくちょっと長く。でもどう考えてもスケジュールのため今年中は簡単にはいかなさそうです。さらに活動を前にしていますから。残念ではありますが、ファン達を満足させることもやりたいことなのでヨーロッパ旅行は少し遅れても大丈夫なようです。

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