IOC総会東京オリンピックプレゼン 安倍首相原子力発電所汚染水問題について20130907

まず結論から申し上げまして、まったく問題ありません。
どうかあの、ヘッドラインでは無くて、事実を見て頂きたいと思います。
汚染水による影響は、福島第1原発の港湾内の0・3平方キロメートル
範囲内の中で完全にブロックされています。
福島の近海で、私達はモニタリングを行っています。
その結果、数値は最大でもWHOの水質ガイドラインの500分の1であります。
これが事実です。

そして我が国の食品や水の安全基準は、世界でも最も厳しい基準であります。
食品や水からの被爆量は、日本どの地域にいても、この基準の100分の1であります。
つまり、健康問題については今までも現在も、そして将来もまったく問題無い。
ということをお約束いたします。
さらに、完全に問題の無いものにする為に、抜本解決に向けたプログラムを
私が責任を持って決定し、既に着手をしております。
実行していく、その事をはっきりとお約束申し上げたいと思います。

私はかつて被災地を訪問した際に、1人の少年と会いました。
彼は、その被災地を訪れた外国人のサッカー選手から貰ったボールを
宝物のように自慢げに私に、それを示しました。
その時、私はこう思ったんです。
このボールは、彼にとって単なるボールでは無い。単なる宝物では無いんです。
まさにこのボールは、彼にとって希望なんです。未来への希望です。
今、この瞬間にも福島の青空の下、子供達はサッカーボールを蹴りながら
復興そして未来を見つめています。

私は日本の総理大臣として、彼らの安全と未来に責任を持っています。
そして日本にやって来る、アスリートの皆さんにも責任を持っている。
必ずその責任を完全に果たして行くという事を、お約束申し上げます。
ありがとうございました。

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