ラディカル・イノセンスの12年。
 ブッシュ政権二期目、そしてオバマの8年。我が国は伝統であるネゴシエーション能力を喪失してしまいました。保守・リベラルこれを問いません。タフ・ネゴシエーターもいまは死語であるほどにそれは顕著です。販売価格で売る買う(或る国々にはそれは押し売りにさへ観得ます)になんらの疑問も挟まなくなってしまいました。これは日常でもそうなのです。我が国の日常を豁然として凝視し渡していますと、これは躍動力を失くすわけだといつもおもいます。その反映としてか、それとも原理の影響からかは別にして、双つの原理主義が入れ替わった丈にしか見えない。  
 そして今、またそのネオアイデル(理想原理主義)で以ていじれるという勢力がラディカル・イノセンスのままに中途半端をやらかそうとしています。

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