ひとりぼっちは…さみしいもんな 2013/3/24
By 御籍飯
ジャンルはおそらく女装という手段を用いたセラピー&メンタルケアもの。
絵の第一印象が苦手で、ずっとおと☆娘では飛ばして読んでたんですが
6話の「憂うつで思うように身体が動かない」キャラクターの話を読んで
絵がかわいい&えろい(特に腰からふともものラインが)+お話も癒やされる感じでドハマりしました。

個人的には「偶然陰口を聞いてしまい、学校に行くのが怖くなってしまった超堅物な風紀委員」が登場する第3話からが本番。
素直…というかまっすぐ真面目であるがゆえに悩みを持ち、その悩みを誰にも相談できない少年たちが
主人公の女装少年・天原雪乃の無理矢理な押しかけによって悩みを吐露したり、新しい居場所を見つけたりするお話でした。

無理矢理に施される女装と連れ回しによって、普段の自分とはちがう「他者と自分との関係」を体験したり
雪乃ちゃんの真摯な寄り添いによって、強がっている・強がらずにはいられない日常では言えないような悩みを打ち明けることができたりと
女装というツールを通じて毎回ヒロインが少しずつ抱え込んでいる苦痛から解放されていく…という課程がすごく癒やされました。

登場人物は基本的に男の子ですが、テーマとなっている人間関係の悩みは女性も共感できる部分が多いと思いますし
「悩み」をテーマにしてる割には話も暗くなく、コメディタッチでかわいく描かれているので読みやすかったです。

それと、個人的に最初はなんか無表情系だった主人公の雪乃ちゃん(=あまはら君)が
話を追うごとに少しずつ喜怒哀楽の表情が豊かになっていくのもすごく素敵でした。
雪乃さんのクール→デレとヒロインたちのツン→デレで二度おいしい。

毎回の話の終わりにひな姫先生による設定や衣装の解説が挿入されていて、これもまた読み応えがありました。
(ところで天原くんのモチーフはもしかして天の岩戸の逸話がある高天原の天照大神でしょうか?後付けですが男性神説もある女神ですし)

あと全体的にえろいです。
ふとももとか乳のラインなんかも艶めかしくてそそるんですが
鼠径部のふくらみの表現がなんかこう…なんかすごくかわいいですね
パンツの中のふくらみは正直どうでもいい派なんですが、この作品における表現はものすごくえろいとおもいました。

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