yokoline

ヒグチ · @yokoline

21st Mar 2013 from TwitLonger

以下、『少女革命ウテナ』完成版企画書の巻頭部分をメモしてきました。
若干違う部分もありますが、ほぼ形式は完成されており、何を目指すのかも明示的です。
また「ロマン」と「ロマンチック」を分けて表現しており、
幾原さんが「ロマン」、さいとうさんが「ロマンチック」という陰陽の位置づけと読み取れますし、
その表現としての「一杯ドキドキしちゃう」はむしろ幾原さんらしいなと感じます。
ウテナのジャンル名が「大河エレガンス・アクション」であるというのも注目。

【表紙】
新番組企画書
the girl Renaissance
少女革命ウテナ

【本文1】
種別:大河エレガンス・アクション
形式:30分・1話完結・シリーズもの・全52回(予定)
対象:小学校低学年・児童、中学生以上、アニメファン

【本文2:企画書巻頭言】
例えるなら宝塚歌劇のような、ロマン溢れる世界で、
エレガンサーと呼ばれる
優雅で華麗な「魂の戦士」達が
烈しく愛し合い、
そして、世界の命運を賭けて戦いぬく。

「明るく楽しい」だけの少女アニメには、
子供達もあきはじめています。
我々が、この作品で提供するのは
「優雅で、華麗で、そして、一杯ドキドキしちゃう」
ちょっと刺激的な、
そして、今まで誰も見たことなかった少女アニメです。

原案&監督は、テレビ「セーラームーン」で、
3年間、監督をつとめ、
アニメファンに圧倒的に支持されている幾原邦彦。

キャラクターデザイン&マンガは
「白木蘭円舞曲」等のロマンチックコミックで知られる、
さいとうちほ。

マンガやアニメ等のメディアから失われつつある「ロマン」と「ロマンチック」を
『少女革命ウテナ』は、
復活させます。

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