akiyama924 · @akiyama924
1st Dec 2012 from Twitlonger
JaSST '12 東海参加してきました。
会場となった、刈谷市産業振興センターは、300名位入るホールがあり、また、会議室も充実していて良い感じでした。
参加者も一般参加者だけで100人を超えたそうで、招待を含めると130人位だとか。
★★★
あさいちに、刈谷駅南口のコメダ珈琲店で、小倉トースト+モーニングセットを食べながらテスト設計コンテストの審査を行い(写真は6人分)、お腹がはちきれそうな状態で向かいました。
10時に奥村さんの無難な?挨拶と、テーマ(今回は“テストの目的考えよう ~「これまでの築き」と「これからの気付き」~”でした)、来場者の層(組込み系が多い)の説明があり、湯本さんの基調講演が始まりました。
JaSST東海の今回のテーマに沿って、「テストの目的をプロジェクトで共有する」ことの大切さを伝えていました。
内容がたくさんあって、話の流れがよく分からなかったのと、キモとなる3章と4章がとても難しい話だったので「みんな理解しただろうか?」とちょっと心配になったのですが、あとで、SIGの時に聞いてみたら「目的を考えることの大切さがよく分かりました」と言っていたので大丈夫のようです。名古屋こわい。ww
個人的にいちばん気に入ったのは、「テストは鏡」という比喩でした。
> テストは、開発成果物を映す鏡のようなものです。
> 鏡を見る時に、『自分の目は2つあるかな?』と思って見る人は
> いないですよね?
> 『ネクタイが曲がっていないかな?』とか何か目的をもって
> 鏡をのぞきこむわけです。
> また、本当に健康かどうかは鏡を見てもわからない。
>
> 鏡自体は、どうなっていますか?
> 昔の銅鏡のような鏡ではぼやっとしか映らないですよね。
> また、ゆがんだ鏡では歪んだ像になりますよ。
★★★
続いて、スポンサーセッションがありました。
練習を積んでいるなーという良い発表でした。
で、お昼。
小倉トーストがまだ、しっかりお腹に残っていて食欲は無かったのですが、食べだしたらとても美味しいお弁当で完食してしまいました。ww
ランチセッションもやっていたようです。
お昼の後は、ポスターセッションが1時間取られていました。
対話するって大切ですよね。JaSST東京では会場と企画の多さから、ポスターセッションを実現できていないのでちょっとうらやましいです。
★★★
さて、経験発表は、きょんさんの「アジャイルなテストの見積もりと計画作り」でした。
色々と工夫を重ねているところがいいですね。
ただ、盛り込みすぎなので、もう少し整理して重要なポイントをじっくり伝える方が良いと思いました。
・ 開発者と共有している情報についての具体的方法と内容(5W2H)
・ ざっと全体を1日でテストしてみてテスト計画を練り直す具体的方法
・ テストポイントによる見積りと、テストポイント消化Velocityで進捗管理している話
・ テスト観点/構造の作り方と具体例
・ テスト自動化のノウハウ
ここらあたりが重要だと思うんですね。
それで、それぞれについて、ちゃんと一つずつ発表された方が良いだろうと思うのです。
★★★
で、審査員として行ったテスト設計コンテストです。
実力伯仲で良い勝負でした。