日本共産党の吉井英勝衆院議員が11月16日の党国会議員団総会で行った議員引退あいさつは次の通りです。

 このたび古希を迎えまして引退を決意し、お許しをいただきました。本日をもって、42年間の議員生活を終えることになります。
 最初は大阪・堺市議で、28歳のひよっこの私を送り出し、育て鍛えていただいたのが堺市のみなさんでした。
 大阪府議会議員の時は堺市の泉北ニュータウンのみなさん、1988年の参議院大阪補選、衆議院選挙では大阪府全体のみなさん、旧大阪4区の時には東大阪、八尾、柏原、河南のみなさん、その後も九州・沖縄、近畿と本当に多くのみなさんのお力をいただいて議員活動を続けさせていただくことができました。改めてお礼を申し上げます。
 88年の参院補欠選挙はうるう年で2月29日が投票日でした。委員長が不破(哲三)さん、議員団長が上田(耕一郎)さんで、衆参議員が集まって歓迎会を開いていただいたときの喜びは今でも忘れることができません。
 最初に秘書になってもらったのは岡部さん、最後は薄木、向、佐田の三人のみなさんに、中小企業政策から産業政策、原発はもとより宇宙開発、武器輸出三原則など、様々な分野で誠実にがんばっていただきました。国会議員団や事務局のみなさんに改めてお礼を申し上げます。
 もうたたかいは迫っております。総選挙は目前です。参議院選挙も来年の夏です。私が最初に送り出していただいたときには、国会議員団は30~40名いました。今度は必ず勝ち抜くんだということで大奮闘していただきますこと、私も力を尽くすことを申し上げて、お礼のごあいさつとさせていただきます。

(あいさつおわり)

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