7党党首会談直後の記者会見
(2012年8月3日、仮起こし=国会H)
※赤旗政治記者の仮起こしです。聞き取り間違い、入力・変換ミスなどがあるかもしれません。あくまでも、ご参考まで!

 ●みんなの党・渡辺喜美代表 本日、7党の党首の方々にお集まりをいただきまして、合意をみましたので発表をいたします。
 みんなの党、共産党、社会民主党、新党改革、新党日本、国民の生活が第一、新党きづなの7党は8月3日、党首会談を開催し、次の点を確認し合意した。
 一、消費税増税法案の今国会での成立を阻止し廃案とするために、野田内閣不信任決議案を共同で提出する。
 一、同不信任決議案の可決を期し、国会内外であらゆる努力をおこなう。
 以上合意をみたところでございます。
 この合意をもとに、本日参加しておりません民自公以外の各会派、無所属議員などへの働きかけも行ってまいりたいと思います。
 なお、不信任案の提出時期については、今日の段階ではなかなか決めることが難しく、提出時期については各党の幹事長・書記局長レベルで調整をし、対応をしてまいりたいというのが、おおよその今日の合意でございます。
 それでは、志位委員長から。

 ●日本共産党・志位和夫委員長 国民の多数は、消費税増税法案に反対しており、不信任案の提出は大義があります。
 ぜひ、可決するべく全力をあげ、消費税増税法案を廃案に追い込みたい。衆議院を解散して審判をあおげということを強く求めていきたいと思っております。

 ●社民党・福島瑞穂党首 国民生活を破壊する消費税増税法案には断固反対です。この法案が、自公によれば8日の採決をしたいというふうに理事懇でいっておりますし、なんとしてもこの法案が成立をする前に阻止をするために、廃案に追い込むために、内閣不信任案を出すべきだというふうに考えております。
 消費税増税を強行する野田内閣は信任に値しません。社民党は原発再稼働やオスプレイや原子力規制委員会の人事など、たくさん国民の声を聞かない野田内閣は不信任に値すると考えておりますが、7党で消費税増税1本で、とにかくこれを阻止しようということで不信任案を提出することはホントによかったというふうに思っております。

 ●新党改革・舛添要一代表 国民に消費税の増税をお願いするっていうのは、社会保障をきちんと改革して、明るい未来を国民に示すと、そういうことでないといけない。ですから、一体改革だったはずなんですけれども、片一方の社会保障の改革のほうは、いいかげんなもので、消費税増税だけが先行していると、これは到底許し難いということで、私たちもこの野田内閣を不信任にするということで呼びかけたいと思っております。

 ●新党日本・田中康夫代表 首相官邸前に再稼働反対という一点で多くの国民が集うようにですね、今回、党派性やイデオロギーを超えてですね、消費増税撤回という一点において7党がですね結束をすると、まさに新しい国政をみなさんと形づくるためにですね、結論を出したということを大変誇りに思っております。

 ●国民の生活が第一・小沢一郎代表 今国会で消費税増税法案をなんとしても阻止し、廃案に追い込むという呼びかけのみなさんの主張に、私どもも賛同し、合意をいたしました。

 ●新党きづな・内山晃代表 主権者・国民の意思を反映しない政治は政治ではありません。やはり、国民の意思が反映する政治を行うために、私たちは不信任案の決議に賛成をしたいと思います。

 ●渡辺 はい、以上であります。

 (民主党のなかにも消費税増税に反対する人がいるが、そういう人たちにも不信任決議案にどういう行動を期待するか)

 ●渡辺 はい。当然ですね、民自公のなかで、とくに民主党や自民党にですね、ま、自民党はあんまりいないかもしれませんが、民主党のなかには、もうすでに衆議院において相当の方々が棄権ないしは反対の意思表示をされておられる方がまだ残っておられますので、ま、そういう方々には、期待をいたしております。

 (決議に同調を求めると捉えていいか)

 ●渡辺 当然そういうことでございます。

 (おわり)

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