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21st Jul 2012 from Twitlonger

『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』


〜鬼塚英昭氏の説く原発マフィアとは(1)〜(5)

〈目次〉
1.鬼塚英昭氏への信頼
2.昭和天皇は知っていたか
3.瀬島龍三の闇
4. 国際金融資本が原発マフィア
5. 官許歴史が見逃していること
6. “地球温暖化”の詐術


《1》鬼塚英昭氏への信頼

これから鬼塚英昭氏の新著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』(成甲書房)を取り上げて論じていきたい。


同書の最後の部分を書いておく。


「私は『原発とは何か」を書いてきた。原発が、原爆から生まれた歴史を書いてきた。そのなかで、原発マフィアがいかに誕生したのかの歴史を書いてきたのである。どうか、原発の歴史を知り、日本が悲劇を繰り返さないための道を発見してほしい。」


これが鬼塚氏の執筆の目的といえよう。さらに、「序として」にはこうある。
「なぜこの狭い日本に54基もの原子炉が林立しているのか。本書では、日本に原爆工場を持ち込んだ人間たちを追跡する。彼らは普通の人間ではない。カネのためには人命を犠牲にするのも厭わないマフィア的人間である。そう、彼らは『原発マフィア』なのであり、日米の原発マフィアは利権という黒い絆で結ばれている」
これでざっくりと本書がどういう本かの概要が理解できるであろう。


すなわち今次の福島第一原発事故は、原発マフィアども(正力松太郎、中曽根康弘、田中角栄ら)によって起こされたと言ってもよいものである。戦後、彼らの暗躍があってこその狭い日本に、地震国日本に、原子力発電所が林立することとなった。その「原子力暗黒史」を知ることなしに、今回の事故の原因も探れないし、また今後どうすればいいかも見えてはこないのだ。


私は鬼塚氏の市販された書籍は、『天皇のロザリオ』以降、全部読んできた。


いつものことながら、鬼塚氏の本は膨大な資料にあたり、かつ引用して理詰めで「陰謀」を暴いていく。資料はすべて公刊されたものばかりなのに、氏の手にかかるとまるで隠し文字が透けるように、真相が浮き出てくる。いつもうならされるばかりである。


私が鬼塚氏を信用するのは、その理詰めの展開もさることながら、その文筆を支える彼の魂にある。


まず、最初にこの引用を読んでいただこう。


今、民主党政権で国家戦略担当大臣、そして原子力行政にも影響を与える科学技術政策担当大臣を兼務している玄葉光一郎は、佐藤栄佐久の娘・美樹子を妻としている。いわば、義父である佐藤栄佐久の力添えで国会議員になった男である。この玄葉光一郎は一貫して原発推進派である。彼は義父について何も語らない。だがその人相たるや、日々、これ見るに忍びがたきものとなった。人たることは、よき事をなすにあり。


そうだ、百万言を費やすよりも、真実は現るるなしで、人の顔に浮び出てくるものである。玄葉光一郎の人相について「日々、これ見るに忍びがたき」と語った。まさに寸鉄人を刺すがごとくである。鬼塚氏は玄葉光一郎の人相を見抜ける人である。


民主党執行部の菅直人、鳩山由紀夫、小沢一郎、岡田克也、仙谷由人、玄葉光一郎、樽床伸二らの人相の悪さが何と言っても民主党不支持の最大の原因であろう。民は新聞は読まなくとも、テレビに毎日映る彼らのご面相と動作を見て「あれはダメだ」と判断している。映像リテラシーが国民に身に付いている。


自民党もワルをさんざんやったし、人相が良いとは言わないが、もう少し顔を創ることは知っていたような気すらしてくる。


鬼塚氏の魂が(一例であるが) 玄葉光一郎の人相がどんどん悪くなっていくのを直感的に捉えている。その感覚なり魂なりが、根底にあるから信頼できる人だと思う。


玄葉の義父・佐藤栄佐久の後に福島県知事になったのは現在の佐藤雄平である。佐藤雄平は民主党のコーモンこと渡部恒三の甥で、渡部の秘書を勤めたあと、参議院議員、そして福島県知事になった。
 2010年に福島県は福島第一原発にプルサーマル計画を導入することを決め、政府から「核燃料リサイクル交付金」60億円が福島県に交付されたのである。


佐藤雄平の原発推進政策に、ほとんどの福島県民が賛成した。


『プルサーマル万歳! 60億円万歳!』


そして悲劇がやってきた。


私は現下の福島県民をなじるつもりはない。自業自得とも言うまい。きちんと県民に説明しなかった役人、東電、政治家、マスゴミが悪いのだ。知らなかったのもある程度は無理もない。けれど、佐藤雄平の原発推進政策に諸手をあげて賛成してしまったことは、悔いるべきではなかろうか。


知ろうとすれば、原発の危険性もプルサーマル計画の杜撰さもわかったはずなのに、努力をしなかった。勉強するより、カネが欲しかったのでしょと言われて、返す言葉もあるまいに。首都圏の犠牲になったというのは、あたっているにはいるが、「それを言っちゃあ、お仕舞めえよ」。


前知事の佐藤栄佐久は今でこそ原発批判の急先鋒のようであるが、知事時代は積極的に原発を福島に誘導したのだった。歴代、推進派の知事を福島県民は選択したのは事実である。鬼塚氏が書くように、「 60億円万歳!」は獣(しし)食った報いではないか。


もう一度書くが、私は福島県民をバカにしているのではない。こんな悲劇は二度と起こさないようにしようではないか、と言っている。だから鬼塚氏の本をみんなで読んで勉強しましょう、と。


鬼塚氏は渡部恒三は原発利権に喰らいついてきた人間だと断じている。なにがコーモン様だ、むしろ「おぬしも悪よのう、ふふふ」とつぶやく悪代官そのものじゃないか。


民主党の連中は、政権交代で原発利権にようやくありついた途端に、3・11に遭遇したと鬼塚氏は書く。


「江田五月法務相も、海江田万里経産相も原発利権に食らいついている。とだけ書く。民主党議員の一人として“反原発”の哲人ありや! 玄葉光一郎よ、お前もか、私たちを裏切ったのは!」


自民党、公明党も当然だろうが、政権交代して今や風前の灯となった民主党からも、原発全面停止、廃止の声は出てこない。電力不足がどうのとゴタクを並べるのだろうが、本当は原発利権を失いたくないからなのではないかと、疑ってみる必要がありはしないか?


《2》昭和天皇は知っていたか


鬼塚氏は『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』のなかで、昭和天皇についてのある重大なエピソードをしたためている。


氏が狂信的天皇教信者ではなく、物事をきちんと正邪で見る透明な心を持つことを、このエピソードから見てとれると思う。


昭和天皇は1959年5月12日に、当時、東京・晴海で開催されていた「第三回東京国際見本市」を“天覧”した(会期は18日間)。


この国際見本市の目玉はアメリカが出展した実働原子炉であった。出力はわずか0.1ワットという超小型ではあったが、まごうかたなく原子炉である。


この見せ物がアメリカによって出展されたのは、当時、東海村でわが国初の原子炉が臨界に達したころであり、原子力の平和利用の世論づくりが推進されていた時期であったからだ。


昭和天皇はこのとき、アメリカが出展していた原子力特設館に来ると、予定になかった行動を自らとった。それは昭和天皇が「自分で原子炉周りにあった柵をとり払って中に入り、階段を登って、原子炉の炉心部を、直接、覗いた」ことである。


原子炉タンクは運転中は蓋がしてあるが、天皇が来たときは運転休止中で蓋があいていた。この予定外の行動のため、天皇は皇居への帰着が17分遅れた。


鬼塚氏はこの説明のあと、こう語る。


「臨界に達していた原子炉の真上から天皇はその中を見たのである。


昭和天皇を崇拝してやまぬ人々には誠に申し訳ないが、原爆で被爆死した幾万の人々が天皇を誘導したと私は思いたい。この世の向こうに死霊の住む世界があろうとも、無かろうとも、私はそのように考えたい。」


痛切な提言ではなかろうか?


この“天覧”の衝撃的出来事と、それに言及する鬼塚氏の魂(勇気)を見て、日本人なら真正面から向き合わねばならないと、私は考える。


鬼塚氏のこの発言は、氏の初期の著作『天皇のロザリオ』や『日本のいちばん醜い日』『原爆の秘密』などを読んできた読者にはただちに、何のことかを了解されるであろう。


鬼塚氏は一連の著作で、端的に言えば、大戦末期にアメリカから天皇に極秘で原爆投下の通知が来ていたことを豊富な資料で見事に立証したのである。アメリカからの通達(命令)を天皇に伝える役を担っていたのが、吉田茂や原田熊雄ら「ヨハンセン・グループ」だった。彼らはフリーメソンであり、「御前会議」の内容と決定を細大漏らさずアメリカ側に通報していた。


アメリカは何でも知っていたのだ。日本がとっくに戦争遂行能力を失い、和平工作を始めたことも知りながら、昭和20年8月まで、つまり原爆が完成するまで、戦争を引き延ばし、日本の未来ある青年の虐殺を続けた。また、空襲で非戦闘員の庶民を殺戮した。


アメリカは原爆投下を「ヨハンセン・グループ」を通じてあらかじめ天皇に伝え、どこに投下するかを指定せよと言ってきたのである。天皇の返事を待って、アメリカは原爆を指定の日に、指定の都市に投下した。そのことが鬼塚英昭氏のこれまでの著作に明らかにされている。


さらに『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』から引用させていただく。


広島の原爆被曝者(高橋広子さんという一杯飲み屋のおかみさん)の発言が紹介されている。話は昭和天皇の広島巡幸の場面だ。


<A>

あの人(昭和天皇)は、帝王学かなんかしらんが、自分の意思をいわん人やと聞いた。あの人に罪はない、原爆病院行くかわりに、自動車会社へ行かせた県や宮内庁の役人が悪いという人もいる。それならば、なぜ、戦争をやめさせたのはあの人の意思やという“歴史”があるのですか。


「神やない、おれは人間や」というたのですか。美談だけが残って、なぜ責任は消えるのですか。


うちゃあ情けのうて、へも候や。


日本の現代史は一杯飲み屋の女将の疑問に答える力を持たない。半藤一利、秦郁彦を頂点とする現代史家はこの女性の問いに答える力量を持っていない。あえて実名を書いて彼らに挑戦する。


ちょっと脇道にずれるが、副島隆彦氏は「南京大虐殺」は秦郁彦が信用できるから、秦のいう「虐殺はあった」が正しいと言い切ったのだ。 副島隆彦氏は私が氏の本を読んで来た限りでは、天皇の戦争責任に言及したことはないと思う。うまくすり抜けているのだろう。ならば問いたい。この一杯飲み屋のおかみさんの疑問にどう答えるのかと。


この問いに答えようともしない評論家や研究家を、私は根底のところで信用しない。部分的にまあ良い事も言っているとは思うけれど。


さらに引用を続ける。


<B>


私は『原爆の秘密(国内篇)』を書いているとき、一つの疑問を持つにいたった。取材も最後になっていた。長崎の原爆資料館でたくさんの本や資料を読んだが謎は解けなかった。長崎で原爆の本を書いている人に会い質問したが無駄だった。その日がいつだったかは思い出せないが、ある晩、一人の少女が寝ている私に声をかけた。


「おいちゃん、あのね、あのね、アメリカの兵隊さんをね、私がね、原爆が落ちるから危ないからね、安全なところへ連れていったの」


「どこへなの」


「裏山なの、友達みんなと一緒に連れていったの」
 

いまだに、そして一生涯、この少女の顔も声も忘れることは断じてない。


私の謎が解けた一瞬だった。


その謎とはこうだ。原爆が8月6日の広島に、次いで8月9日には、長崎の三菱の巨大な兵器製造工場の真上で炸裂した。多くのオランダ兵、イギリス兵らの捕虜たちが収容所にいて死んでいった。アメリカ兵もたくさんいて、前日までは同じ工場で働いていた。しかし、アメリカ兵は一人も死ななかった。この謎を私は解こうとしていた。彼らは間違いなく、原爆投下を前にして、おそらくは日本の軍艦で安全な場所に連れていかれたのだと知った、その場所を探すべく再び長崎へと旅立った。これが戦争なのだ。


私は原爆について尻切れトンボのようだが、これ以上は書かない。突然、昭和天皇のことを書く気がしなくなった。私は天皇が原子炉の中を覗く場面を読みつつ、あの原爆少女の顔と声を突然思い出した。少女よ、君だったのか、天皇の手をひいて原子炉を覗かせたのは。


鬼塚氏は夢で見たと言ってはいるけれど、その謎を追及していったからこそ「夢にまで見た」のであろう。すさまじい執念である。その夢をキッカケに(ヒントに)調べて、事実を発見したのだから。


昭和天皇が被曝したのは、原爆で殺された人々の「霊」だと鬼塚氏は言っている。これはあえて書くなら、戦争の責任をとろうとせず、裏でユダ金と手を組んで戦争を起こした人に、「霊」が責任をとらせたということでもあろうか?


《3》瀬島龍三の闇


前回、鬼塚氏の『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』に書かれた昭和天皇を取り上げた。その流れで、今回は昭和天皇がもっとも信頼した臣下であった瀬島龍三の行状を見てみよう。


瀬島龍三(1911年~ 2007年)は、ご存じと思うが、帝国陸軍の軍人、日本の実業家。大本営作戦参謀などを歴任し、最終階級は陸軍中佐。戦後は伊藤忠商事会長。作家・山崎豊子の小説『不毛地帯」のモデルとされる。この小説は、フィクションとはいいながら、モデル瀬島を目一杯ヨイショしたもので、山崎豊子には愛想が尽きる思いであった。


彼の活動のなかで一番有名なのは、終戦前後の対ソ連工作であった。


大本営参謀として、ソ連が天皇を戦犯で東京裁判に訴えることを察知すると、瀬島はシベリアに渡り、天皇の免責と引き換えに、五十万以上の兵隊がシベリアに抑留され、強制労働させられることをゆるした。瀬島は1956年までの11年間、ソ連に抑留された。しかしシベリア抑留時代、高給士官待遇で、ソ連に厚遇された。


1956年に釈放されると、1958年、伊藤忠商事に入社、1978年に同社の社長になった。天皇の影武者として、その生涯、中曽根康弘ら多くの政治家を自在にコントロールした。瀬島は戦後、情報機関をつくり、原発第一号の正力松太郎もその指揮下においた。私は、瀬島龍三こそが日本の最高権力者であり続けたのではないかと思っている。


(中略)


瀬島は昭和天皇の相談役であり続けた。「田中角、福田工作」とあるように(中曽根の日記)、さすがの田中角栄も瀬島の忠告には逆らえなかった。中曽根外交のうち、対韓国に関しては瀬島龍三がすべて、指揮権を握っていた。中曽根内閣は1983年12月18日に「平和問題研究会」を発足させたが、そのリーダーも瀬島龍三であった。委員会は同じ日に報告書を出した。中心は日米安保体制であったが、原発についても触れている。


「原子力の中核的役割にかんがみ、核燃料サイクルの確立、新型動力炉の開発などを積極的に進める必要がある」


核燃料サイクルの確立.新型動力炉の開発とは、「プルサーマル」のことである。原発から出てくるプルトニウムを再処理することこそが「平和問題研究会」の主要なテーマであったことが分かるのである。


(中略)


瀬島龍三は昭和天皇およびCIAと結びつき、電通、博報堂などの情報組織の影の支配者であり続け、伊藤忠商事の相談役その他、数えきれない肩書きを持っていた。


これが鬼塚氏の説く瀬島龍三の概略である。


瀬島が実に95歳という長寿を果たして死んだ時、元シベリア抑留者たちがいっせいに憤怒の声をあげていたことを覚えている。大衆はあまり知らないだろうが、瀬島は天皇の命と引き換えに、ソ連の要求どおり満州の日本軍の将兵をシベリア送りにした張本人であったし、戦後日本の黒幕であった。


シベリア捕虜収容所において、瀬島龍三は、天皇制批判を行い、将校団のいわゆる民主化運動(=共産主義洗脳)を推進し、将校達に「赤いナポレオン」とささやかれていた…。


瀬島はシベリアから帰国してしばらくして、伊藤忠商事に入社するのだが、当時の伊藤忠は二流どころの中堅商社でしかなかった。瀬島の伊藤忠商事での仕事は陸軍参謀時代に培われた人脈を駆使した戦後補償ビジネスであったことは周知の事実であろう。


このビジネスを瀬島が仕切ったことで、伊藤忠は日本でも有数の総合商社に飛躍した。


日本の戦後補償は東南アジア諸国全域にまたがった。戦争で占領した各国の主にインフラ整備のために日本がお金を出す。非常に大きなカネが動いた。モ付きODAの先駆けであった。


日本政府が東南アジア諸国政府に補償金を支払い、その国の政府が基盤整備工事を日本の会社に依頼する。


これも周知の事実だが、インドネシアに対して日本政府が投じたカネは他の東南アジア諸国よりも断然多い。


瀬島が入社したあとの伊藤忠商事はわずか10年程度で大手商事会社の仲間入りを果たしている。そして伊藤忠商事は兵器産業に参入した。


これらはみんな瀬島の力と言ってよかろう。


ところで、話を戦時中に戻すと。


戦時中は大本営参謀として、瀬島や辻正信たち超エリート中堅参謀らが勝手に戦争へ突き進んだ。ガダルカナルやインパールなどの作戦を遂行して失敗し敗戦へと至ったのは、彼らの暴走によるもので、しかも彼らは戦争責任を取らされることがなかったというような、一つの史観がある。


戦争責任は天皇でもなければ、軍の将軍たちでもなく、大本営の中堅参謀が暴走したのだというわけだが、それはどうかと思う。大本営は昭和天皇が直接指揮したのだ。


その瀬島が、深く原発推進を主導していたことまでは、この本を読むまで知らなかった。また黒幕であることまでは薄々知っていたが、天皇とこれほどまでに昵懇であったことも初めて知った。


鬼籍に入った人間とはいえ、今次の福島原発事故の根底的な責任者の一人が瀬島なのだ。


昭和天皇が自分を(ソ連の要求する)戦犯容疑から外すために尽力してくれた瀬島を重用するのも当たり前だ。


多くの参謀が戦後、昭和天皇のもとを去っていったが、天皇が唯一身近に残したのは、瀬島龍三ただ一人だった。彼が正力や中曽根を操って原子力発電所の建設に力を入れさせた。天皇はアメリカの国策を無視することができなかったのである。


ワンマン天皇といわれた木川田(一隆/東電社長)も、正力、中曽根のCIAエージェントの餌食となったのである。テレビが原子力安全神話を流し続けたのは、瀬島龍三がテレビ界のドンであったことを知ると理解できる。 


戦前は天皇家の利権の一環として、東京電力の前身東京電灯の大株主であった。GHQが天皇家の資産を接収したといわれても、無くなったわけではなさそうである。今も電力会社の株を持っているのかどうかは闇の中。天皇の隠し資産は今でも赤十字などの名義になって、アメリカの黙認のもとに事実上温存されているという説もある。


スイス銀行の匿名口座もあるだろうし、赤十字は天皇一族のマネーロンダリング団体といわれる。


鬼塚英昭氏は『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』で、もう一箇所、瀬島について触れている。


それは鬼塚氏が正力松太郎、中曽根康弘という「原発マフィア」第1号と第2号に続いて、日本に原発を導入し利権をしゃぶった田中角栄(原発マフィア第3号)について書いてあるなかでである。


田中角栄を追い落とした最大の功労者(?)といえば、誰でも立花隆氏を思い浮かべるであろう。田中角栄(首相在任1972年7月~74年12月)は、立花が1974年(昭和49年) 「文藝春秋」に発表した『田中角栄研究~その金脈と人脈』で大きく傷つき、退陣に追い込まれた。


ロッキード事件は1976年に発生した。1982年には中曽根内閣が田中角栄の強力な支援で誕生した(「田中曽根内閣」と揶揄された)。首相は退陣しても政界に公然と影響力を行使していた。


立花隆は続いて1985年(昭和60年)に『田中角栄新金脈研究』を朝日新聞と一緒になって書き起こした。このころ竹下登が田中派を潰して「創政会」を発足させている。


立花隆は『田中角栄新金脈研究』のなかで「政治の表面ではいろいろ偉そうなことをいっても、裏にまわるとこういうさもしい金儲けと税金逃れに精を出しているのが、田中角栄という男の実像なのである。田中においては、金儲けと税金逃れはほとんど病気の域に達していて、彼は何を見ても金儲けと結びつけずにはいられないのである」と、罵っている。


ところが鬼塚氏は立花の本は「田中角栄の土木工事や土地ころがし、株の操作、特に地元・新潟でのさまざまな裏工作」や「田中の金脈について」書かれているにも関わらず、「原発という金脈こそ最大の金脈であるのに、人ごとのように書いて、一切追及しない。


私はある筋から頼まれて、立花隆は『文芸春秋』誌にデータを与えられて田中角栄批判の一連の記事を書いたとみている。


ある筋、がどのような筋なのかは確証がないから書かないが……。中曽根康弘を首相にした瀬島龍三に近い筋であろうと思っている、とだけ記しておく。」


この文章で文芸春秋とあるのは、朝日新聞の間違いではないかと思う。立花は文春にもしきりに「ロッキード裁判」のことを書いてはいたから、データは文春からももらっていただろうが、『田中角栄新金脈研究』は週刊朝日に連載したものだったからだ。


鬼塚氏は慎重に、角栄失脚に関して、瀬島の関与や立花隆の背景については書いていないけれど、なにせ「テレビ界のドン」とまで言われた男なのだから、立花を使って書かせるくらいは朝飯前であったろう。 


《4》国際金融資本が原発マフィア


今回紹介している鬼塚英昭氏の新著『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』(成甲書房)を読んだ方からメールを頂戴した。


「暗澹たる気持ちになり眠れなくなってしまいました。


鬼塚氏はどこからの資金も縛りも受けていないでしょうから真実に迫っていると感じます。


今いちばん信頼できる書き手だと思います。」


私も正直言って、この方の感想と同じで、もうこの本の読後は暗澹たる思いでいる。鬼塚氏が目下、一番信頼できる評論家であると思うのも同感だ。


「暗澹たる…」は、魯迅のことを取り上げたときに述べたように、これは「夢から覚めて行くべき道がない」からである。


ロスチャイルドと原発マフィアの力は強大である。


鬼塚氏はこの本で、国際金融マフィアが同時に原発マフィアであり、石油マフィアなのだと縷々述べているのである。


大きく言えば、国際金融マフィアは原発やウランで儲けようとすると「二酸化炭素で地球が温暖化する」という嘘を広めて「脱石油」を言い、原発が危険だというマスゴミを通じて騒ぐときはやはり石油でなければダメだと世界中に思わせて、交互にそういう言説を流布させたり状況をつくったりしている。


これは以前にもブログで書いたことがあった(「石油も金も強奪品(3/3)http://blog.goo.ne.jp/hienkouhou/e/67e0dc51bfb5a82871b3f7a126cdc332)が、鬼塚氏は本書でも世界を支配するものはロスチャイルドだとはっきり書いている。


「デービッド・ロックフェラーが世界皇帝だと喧伝する学者やインターネットマニアがいるが、私には彼らはロスチャイルドの回し者のように思えてならない。私は、ルイス・L・シュトラウスがロスチャイルドの代理としてロックフェラー一族の全財産を完全にチャックしている事実を第一章で書いた。ロックフェラー財閥は、ロスチャイルドがアメリカの政治・経済を支配しているのを隠すために、回し者を製造販売している、とても喰えないシロモノなのである。」と。


「デービッド・ロックフェラーが世界皇帝だと喧伝する学者やインターネットマニア」とは、おそらく副島隆彦氏と学問道場の学究たちのことだろう。


副島氏の書くものを読んでいると、どうもロスチャイルドのほうに贔屓目というのか、あまりロスチャイルドを悪く書かないのが引っかかる。また「日本は世界規範に従え」などと言い、欧米が南京大虐殺があったというんだから言われるとおりにしろなどと言うのを読むと、唖然とする。


鬼塚氏は本書で、ヴィクター・ロスチャイルド(1910~1990年 ロード(卿)・ロスチャイルドとも)こそが、原子爆弾と原子力発電所を創造したした男だと述べている。公刊された資料で見事に立証している。


しかし、この男は欧米でも日本でも、その姿を見せたことがないそうで謎に包まれ、「闇の中にほぼ完全に隠れている」。 


ヴィクター・ロスチャイルドは第一次世界大戦もそうだが、第二次世界大戦を仕掛けた男でもある。
 鬼塚氏はこう断言している。「 戦争とは、お互いの兄弟会社が利益を上げるように、敵対国として、また、敵対国のために戦うことである。」と。


なんのことか? と疑う人も多かろうが、われわれが教科書や新聞、多くの「普通の書籍」などから教えられた戦争は、まったく表向きのことでしかない。


すべてはロスチャイルドの陰謀であると思ってよい。そのことを鬼塚氏は正しく伝えている。


まず欧州の例、次に日本の例を挙げよう。本書の中で語られている話である。


第二次世界大戦でイギリスとドイツは戦っていた。しかし、その戦争を裏で操っていたのはロスチャイルドである。原爆の製造をロスチャイルドは狙っていた。彼はイギリスの大化学企業インペリアル・ケミカルズと、ドイツの同じくIG(イーゲー)ファルベンを持っており、2社はカルテルを結んでいた。


オーナーとしては、両社に莫大な利益を上げようと仕掛けるのは当然のことである。


原爆の情報はイギリスとドイツが共有していた。両社は将来の原爆と原発製造という巨大産業の実現に向けて着々を手をうっていた。しかし原爆・原発を開発するには莫大な投資が必要だったから、ロスチャイルドは英国とドイツで原爆を製造することを止め、アメリカに製造させることにしただけであった。だからアメリカも第二次世界大戦に引きずりこまれたのだろう。


「戦争とは何か? ヴィクター・ロスチャイルドにとっては、ユダヤ王国を創る一つの手段にすぎない」と鬼塚氏は言う。


ドイツのIGファルベンとイギリスのインペリアル・ケミカルズが金属カルテルを結んでいることは書いた。この両社はロスチャイルド家、すなわち、ロード・ロスチャイルドであるヴィクター・ロスチャイルドが支配していた。特に、IGファルベンは、化学産業においても、鉄鋼の生産においてもドイツ最大であった。1939年には、その生産量(化学・鉄鋼の面においては)劇的に増加した。ドルがアメリカから大量に流れたからである。


このIGファルベンが製造したチクロ・ガスがヒトラーの手に渡り、ユダヤ人絶滅(?)のために使用された。ヴィクター・ロスチャイルドの指示どおりであった。読者はユダヤ人がユダヤ人を殺すのかと思われるかもしれないが、これがユダヤ人の方策である。犠牲者をつくり、それを利用するというわけである。


ロスチャイルド家がイギリスもドイツも、アメリカも支配し、そこの巨大産業(企業)のオーナーであったことは、隠れもない事実であって、「陰謀論」でもなんでもない。


ヒトラーもチャーチルも、みんなロスチャイルドの子分として、敵対しているかに芝居を打ちながら、ボスの指示通りに政治をやり、産業を優遇し、大衆を洗脳し、戦争を遂行しただけである。
 

だからユダ金・ロスチャイルドにとっては、ヒトラーは最大の功労者であったと言えるかもしれない。歴史では、ベルリン崩壊と同時に官邸で自殺したことになっているが、脱出してアルゼンチンに逃げ、天寿を全うしたという噂もあるが、あながち嘘と決められない話であろう。 


《5》官許歴史が見逃していること


では日本ではどうだろうか。


三菱財閥は戦争中、秘かにロックフェラーのスタンダード石油から石油を買っていた。ロスチャイルドの指令によった。だから、ウランは三菱系の三菱商事が、ロスチャイルドのウランを買い入れて東電や関電に流すのは理屈に合っている。世界最大手の化学会社デュポンも戦前から日本に子会社を多数持っていた。だから、ウランを日本に売り込むのは容易だった、昭和天皇はこのことを知りぬいて戦争を仕掛けたのである。


よく三菱はロックフェラー系、三井はロスチャイルド系などとも言われるが、大本を辿ればどうでもいい話なのかもしれない。あくまでロスチャイルドが日本においても、巨大財閥を「分けて」統括しているだけのことではないか。なぜなら、ロスチャイルドとロックフェラーが覇を競っているわけではないとすれば、だからだ。


大東亜戦争中、日本は秘かにソ連からも石油は買っていたという話は聞いたことがある。新潟港にソ連からのタンカーが機雷を避けながら入港していたとか…。


だから日本は石油がなくなってじり貧になるから昭和16年12月8日に米英蘭に宣戦布告したんだという説明は、真っ赤なウソであろう。


それにアメリカと戦争しながら、裏で石油を買っていたのだから、そのカネはどこから工面したんだ? となるではないか。これを追及した歴史学者や評論家はほとんどいない。「官許歴史」にはそんな「裏事情」はなかったことにされている。


石油や鉄鋼を日本が裏で買えたのは、一説によれば支那で極秘に栽培していたアヘンの売り上げであり、または略奪であったのではないか。高橋五郎氏は『天皇の金塊」などの著書でそれを追及しているのだと思う。


考えても見られたい。戦前、日本の産業の力はたいしたことはなく、絹織物やブリキの玩具くらいしかアメリカに輸出するものがなかった。「からゆきさん」とか「移民」とかで食いつなぐしかないほどの貧乏国だった。それが列強に伍して軍事帝国となり、満州を支配し、米英と戦うなんてことが、資金面で考えれば不可能であったことは明らかではないか。


ドイツだって、第一次世界大戦で敗戦国にない、貧乏のどん底に落とされ経済も破綻していたというのに、あっという間にヒトラーが出現して世界最強の軍事大国になったなんて…。そのカネはどこで稼いだ? と追及しない歴史学者っていったい…。日本もドイツも石油は出ない国だというのに。


日本の大東亜戦争では、三菱商事がアメリカから極秘に石油を買って日本軍に卸し、三菱重工が軍艦や飛行機をせっせとつくっては日本軍に引き渡してから、アメリカに叩き壊してもらっていたのだ。戦艦大和も零戦も、三菱が受注していたのだが、要するに莫大な鉄や石油を消費してもらうためだったのではないか?


多国籍企業はなにも戦後の事象ではなく、戦前からあった。官許歴史では触れられないだけだ。鬼塚氏はちゃんと「 世界最大手の化学会社デュポンも戦前から日本に子会社を多数持っていた」としたためている。


そういう巨大企業とか大財閥が損をするような戦争をするはずがないではないか。


三菱にとっては戦争遂行はウハウハであり、当然それを裏で指示していたロスチャイルドやロックフェラーも上前を跳ねるか、アメリカなどの巨大産業を通して利を貪ったのである。


「官許歴史」では石油や鉄などの資源や、消費地の争奪戦で国家間の戦争が起きることになっているが、そうではない。石油や鉄を大量消費するために戦争は起こされる。消費地(または植民地)の争奪など、ロスチャイルドにとっては関係ない。ロスチャイルドにとっては戦争を起こして所有する土地を広げさせすればよい。そこでウランやレアメタルの採掘権とか、アヘンの栽培とかを広げることが狙いになるだろう。


日本人は戦後、独立国家となったと思い込んでいるが、真実は、アメリカに巣食う国際金融マフィアの思いどおりに日本は動かされてきた。世界の原発マフィアの意向に添って日本の原発マフィアが、この狭く、地震の多い国に五十五基もの原発を造ってきた(1基は廃炉作業中)。そして、2030年までに十四基増やし、原発による電力への依存率を5割まで上げるという政府の方針が確定している。


日本人は貧しさから脱却していくにつれて、都合の悪い情報から逃避するようになった。原子力の安全神話に疑いの念をもたなくなった。そして今日、福島第一原発の事故を迎えた。


《6》“地球温暖化”の詐術


本稿最後に、原発マフィアどもが企図するさらなる原発推進の詐術を見ておこう。


1987年9月(チェルノブイリ原発事故から1年3ヶ月を経ていた)、アメリカのデンバー市で「世界野生環境保護会議」が開催され、この席でロスチャイルド家の一人エドモン・ド・ロスチャイルドが提唱して世界環境銀行が設立された。


世界環境銀行は建て前上は、「環境管理に関する国際援助と被援助国の資源管理を統合するため」の「新しい銀行」、すなわち「開発途上国を債務のどん底から救済すると同時に環境保護を実践できる」というわけであった。


鬼塚氏によればこれが原発マフィア=石油マフィアが仕組んだ「銀行」であり、要は原発は環境にやさしい」というキャンペーンがここから始まったのである。


「読者よ、知るべし。世界のどこかで、平和とか、環境とかが叫ばれだしたら、世界に危機が近づいている時なのだ」
 

そしてユダ金の召使いになった官僚、政治家、御用学者どもが結託して、環境問題をいっせいにしゃべりはじめ、環境対策に税金を湯水のごとく使うようになっていった。


以前、ケニアの肥満体女性マータイが日本に来て、毎日新聞と組んで「もったいない MOTTAINAI」を世界共通語にしましょう、などとキャンペンーンを張っていったが、あれも一連の環境をダシにした、ユダ金の策謀だったのであろう。


「開発途上国はIMF(国際通貨基金)や国際銀行からドルを借りて近代化を進めていた。アメリカのロスチャイルドの召使いの一人、FRB(連邦準備制度理事会)のポール・ボルカー議長が公定歩合を20パーセント引き上げたため、莫大な金利が債務に加算され、各国はデフォルト寸前だった。


そこでエドモン・ド・ロスチャイルドが借金をチャラにしてやるから土地を寄越せ」と開発途上国に迫った。」


つまり世界環境銀行の真の目的は、「ロスチャイルド家が地球の陸地の30パーセントを占める第三世界の支配権を握ること」にあったのである。


この1987年のエドモン・ド・ロスチャイルドがつくった世界環境銀行が、「世界史の一つのターニングポイント」だったと鬼塚氏は説く。


ここから「環境戦争」という新しい戦争を原発マフィア=石油マフィアが仕掛けたからだった。


石炭と石油を使った発電所から大量にCO2が出てくるので、CO2を退治すべく人類は未来のために立ち上がれという、CO2に対する戦争である。この地球が誕生してきてから、初めて、しかも突然CO2が悪者にされた。


(中略)


もし、二酸化炭素が悪の元凶ならば、私たちが食べる植物すべてが悪となる。


IPPC(気候変動に関する政府間パネル)が1988年に設立された。世界環境会議から1年後、チェルノブイリ原発事故から2年後であることに注目してほしい。


国際金融マフィアが、ついに原発を世界中に拡大させようと動きだすのである。エドモン・ド・ロスチャイルドは、世界環境銀行を設立し、IMFと世界銀行を駆使して世界中の金、銀、銅、石油、そしてウランを第三世界に求めていく。同時に、エドモンは、IPPCなる組織を作り上げ、この組織を国連の中に組み入れることに成功する。


IPPCは何をしたのか。地球温暖化説を広めたのである。


「気温の上昇は、海面上昇、異常気象、生態系破壊などの引き金となる。地球温暖化が進むと、陸上にある氷河の一部が融け、海水の体積が熱膨張し、ついに海面が上昇する。すると、沿岸部の低地が水没し、臨界部の生態系が破壊される……」


IPPCは、その地球温暖化の最大の原因を二酸化炭素の増加によるものと結論づけた。


(中略)


しかし、IPPCのデータがすべて偽物であることが判明した。IPPCに集まった科学者のほとんどは、エドモン・ド・ロスチャイルドに買収されていた。元アメリカ副大統領のアルバート.ゴアの『不都合な真実』なる本が、実は偽物であることも分かった。ただただ、原発を大量に造ろうとせんがために仕組まれた芝居だったのである。


鬼塚氏はこの本では触れていないけれど、温暖化ガス排出権の取引なるけったいなビジネスも、地球環境ファシリティ(GEF)も、みんなロスチャイルドの掌で踊らされているものであろう。


だから民主党の鳩山由紀夫前首相が、政権をとって浮かれたのどうか知らないが、早速にわが国は温室効果ガスを、1990年比で2020年までに25%削減することを目指すと国連の演説で表明したことを思えば、彼もまたユダ金の手先であったことが自ずと明らかになるというものである。


たとえば地球環境ファシリティ(GEF) は、国際機関、非政府組織(NGO)、民間セクターと連携しながら、地球環境問題に取り組む一方、各国の開発イニシアティブを支援する。


GEF は、生物多様性保全、気候変動、国際水域汚染、オゾン層保護などに取り組むプロジェクトを対象に、途上国や経済移行国に無償資金を提供するとされるが、これを見ただけでとてもいかがわしいと分からねばならない。


カネは貸すが、返ってこなければにわかに本性をあらわして冷酷な取り立て屋に変身するのは、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』に描かれるとおりである。


ここまで、鬼塚英昭氏の『黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア』を紹介しながら、今次福島原発事故の背景を探ってきた。


この本は全国民必読の書でありながら、テレビなどにしきりに出演するユダ金の御用学者どもの本に埋没してしまうのではないか。それが残念でならぬゆえ、いささか過剰な分量を承知のうえで引用してきた。

さらに詳しくは、ぜひに購入して読んでいただきたい…


※ブログ「心に青雲」さんより。
「鬼塚英昭氏の説く原発マフィアとは」(1)〜(5)
http://kokoroniseiun.seesaa.net/s/article/209694399.html


※amazon
「黒い絆 ロスチャイルドと原発マフィア - 鬼塚 英昭 著」
http://p.tl/fOSp

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