首相官邸前での原発再稼働反対行動での鳩山由紀夫元首相(地下式原子力発電所政策推進議員連盟顧問)の発言
2012年7月20日18時04分~、赤旗政治記者による仮起こし(J)

 お集まりのみなさん。雨の中、ご苦労さまでございます。私は、鳩山由紀夫でございます。みなさん方と思いを同じくする立場から、発言をさせていただきます。(拍手、歓声)
 私は、みなさんの新しい民主主義の流れをとても大事にしなければならないと思っています。みなさんの声を、もっともっと政治に反映していかなければならないと思っています。
 私も、かつて官邸におりました。官邸と国民のみなさんの声を、もっと近づけたいと思ってまいりましたが、なかなか国民のみなさんの声が、官邸の壁が厚くて厚くて聞こえなくなってしまっていました。私も大いに反省をしています。
 このいまの政治こそ、官邸と国民のみなさんの、きょうのお集まりのみなさんの声があまりにもかけ離れてしまっていると残念でなりません。
 元総理を経験した、官邸にいた者として、みなさん方の声を官邸に伝え、政治の流れを変える役割を果たさなければならないとこう思ってやってまいりました。(「遅い!」の声)
 これから、みなさん方の声をおうかがいをして、私1人で官邸の中に入らせてもらいたいと思っています。みなさんの声をぜひ伝えたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。(「引っ込めー!」の声)
 どう考えても、この時点での再稼働は無理です。やめるべきだと私も思っています。その声を、野田首相に、みなさんの声を伝えるために、これから官邸の中に乗り込んで、総理もおられないようでありますので、(藤村)官房長官に、みなさんの思いを伝えてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 みなさん、がんばってください。ありがとうございます。

 (おわり)

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