最後に、16 ページを見ていただきます。今回の結果の概要です。前回報告のときは 3,765名という福島医大での実施分だけの結果でしたが、その 10 倍の 38,114 名となっています。
A 判定というのが次回の 2 年半後の検査でいいという方が 99.5%、特に A1 は結節や嚢胞を認めなかった者、A2は5mm以下の結節や20mm以下の嚢胞を認めた者、それぞれ64.2%と 35.3%となっています。B 判定と C 判定は 2 次検査になるのですけれど、C 判定というのは直ちに 2 次検査が必要になるということで、前回同様今回も 0 です。B 判定は 186 名、0.5%、前回の 3,700 名強のときは、0.7%でしたが、やや下回るパーセントでございます。
下に詳しい数が出ています。結節を認めた者が合計で右端に 385 人と書いてありますが、これ訂正がございまして 386 人で 1%、5.1 ミリ以上が 0.48%、5.0mm以下が 0.53%でございます。嚢胞を認めた者で 2 次検査に回る者は、嚢胞が 20.1mm以上の 1 人の方、それ以外は 20.0mm以下で、全体で 35.1% 20mm以下の嚢胞の約 95%は 5mm以下の多発性嚢胞でございます。この 20.1mmの嚢胞 1 名と 5.1mm以上の 184 名、プラス 1 名が B 判定となっています。この 1 名は A2 判定を再度、画像を見直したところ、その中で 2 年半後の検査では長いだろうと判定委員会で判断したもので、全てこういうふうに我々で 2 次判定をしているということで、その方は基準からは入りませんが、2 年半後の再検査は長いだろうということで、B 判定に加えています。以上が結果でございます。

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