【秋田県仙北市ガレキ受け入れ説明会での一幕と、さらにその後、ガレキ搬出先の岩手県野田村に電話してわかった驚愕の事実】

5日に仙北市田沢湖の埋め立て処分場のある地区内での説明会がありました。

参加人数、30名ほど。

説明側は 仙北市市長の門脇氏の他、市役所職員4名、処分場の所長。

冒頭、市長の「隣県が困っている時はまずは何とかして助けてあげたい、という
基本姿勢で物事を考えて頂きたい・・・ 。                            瓦礫が村を覆っていて何も出来ないような状況、土地が狭く瓦礫を取り除かないと再建も出来ない。   両親が亡くなった小学生が瓦礫の横を通学し悲痛な思いをしている・・云々・・

と説明、仙北市の住民は感情に訴えられ「助けてやんねば駄目だべ!隣県なんだから・・」と。

岩手県の沿岸の空間線量は0.05〜0.08μSV/Hと秋田県と変わらない。

瓦礫の値も 20〜最高でも 75Bq/kg 程度で安全であると。

誰がどうやって計ったのか?

処分場はプール型で排水を活性炭や微生物処理できれいにして流すとのこと(アホか)

質疑応答が始まり、福島から住民票を移して移住している××さんが環境省で作った資料の全国各地の空間線量について実測より低いのではないか?

バグフィルターでほぼ100パーセント除去できるというのはおかしいが・・と              

質問をはじめ、持参した資料を配った。

「そんなことは此処でいう話じゃぁないだろ」「よその人が来てそんな事言うのはおかしいだろう」「そんな話は環境省の人とでもやってくれ」と次々に罵声が上がった。

罵声の主は数人。今日、その時に参加していた方から電話があったが、「質問を遮った数人はなるほどという理由のある人だ。頼まれたんだろう」と言っていた。

私の質問の中で市として今回の瓦礫受入で見込んでいる収益は?問題があったときのために基金など設立予定と聞いたが、「なるべく地元の業者を使って市にも還元できるようにとは思っているが、金額はまだまだぜんぜん弾いていない。」

全くありえない話だ。何もわからない人たちの意見を聞いて賛成を貰ったと、予算も立てないで2月半ばには決定をしたいと言っている。

金の話は説明会がもめるのでしたくないのか、どちらにしても犯罪だ。

あきれる話は山ほどあって書ききれない。

処分場の所長は「前に落ち葉を集めて処分したら80Bq/kgほどだったが、汚水からは放射性物質が検出されなかった。だから瓦礫も大丈夫と思う」と。

子供に「赤信号で渡っても車に轢かれなかったから、信号は無視していいわよ」
と言うのとどう違うのだ・・

13日には岩手県野田村に40名で視察に行く。
参加するのは、震災がれき受け入れ予定施設の周辺住民や、商工会議所や農協などの代表者ら。     

この人たちに何の視察ができると言うのか。

仙北市が瓦礫視察に13日岩手県の野田村に行く件で、野田村に直接電話をしました。驚愕の事実です!

「瓦礫は全て集積所に集められ村民の生活の支障にはなっていない。両親が亡くなった小学生はいない。瓦礫は既に八戸が処分をしてくれることになっている。仙北市のことは知らないが、そういう話があるのかも・・」

と言う回答でした。

でっち上げた話で仙北市の市民を騙しました。許せません。

木下黄太ブログより転載:http://bit.ly/JxIlcN

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