吉本市長は「大分工場だけ安全が確保されないはずはない。市民からは理解を得られると思っている」と自信をのぞかせた。 / “がれき処理実証試験、大分県が太平洋セメントに依頼へ : 大分のニュース : 地域版 : 九州発 : YOMIURI…” htn.to/JyTyzC という話があり気になって電話。
セメントのでき方についてはこっち→“セメントができるまで(製造工程)” htn.to/wt1B6i

「太平洋セメントに問い合わせたところ、フィルターはバグフィルターではなく、「電気でプラスマイナスに集めるタイプ」と言われました。(市職員は何のフィルター使っているかさえ知りませんでした。無責任) / “太平洋セメントにがれき処理…” htn.to/G3xy3w 電気集塵機ではないかという情報もある。バグフィルターより集塵性能は劣る。

セメント焼成炉でセメント原料になる可能性があります。
懸念は、フィルター性能が劣ることによる大気拡散と施設内作業員曝露

まず市に電話しました。大分県が実施主体であり、津久見に太平洋セメントがあるので、ここが使えるのではという話の模様。市の担当者は工場のスペックをわかってませんでしたので、施設のスペックがまず問題で次に放射性物質がセメント原料になる懸念を話しました。九州は特に放射能汚染を免れたのであり九州は特に汚染度が少ない。今後自然や食品が大事になってくる。私も事故以降九州産に頼っていると。周辺に民家があるかと聞くと、あると。じゃあ危険性を適切に評価しないと健康問題が生じる懸念もないわけでなく、大気拡散による健康被害は非常に立証が難しく、万一生じても禍根を残しがちということで杉並病のことを話す。

セメント工場に電話する。最初は正式な話はまだないと突っぱねる。施設のスペックについても答えられないというので角度を変える。もちろん被災地を支援したいということは素晴らしいことで、その志はよい。しかし今回は原子力事故であり特段の注意が必要である。国交省がセメント流用について製品の状態で100㏃以下であるならよいとは知っている。しかしそれにも懸念はある。なぜ太平洋セメントさんに話が来たのかと聴くと、普段から津久見の一般ごみを引き受けているから津久見市さんはそういう感覚ではないかという。それは大変危険なことで一般ごみではない。もしものことがあったらどこが責任を取るのかわからない。
というと安全性は気をつけたいというので、その通りです、作業員さんの曝露、周辺住民の危険がある、私も大分の食べ物を食べているというと周辺には飛行場しかないという。そういうことではない。民かもあると聞く。煙の方向は気象条件によって変わるのでどこに流れていくのかわからない。
そもそも環境省の安全評価検討会議は非公開で、災害がれきについては大変懸念が多い。適切に検討をしないと周辺住民だけでなく、あちこちで放射性物質の含有されたものが処理されることが問題だと感じているというと弊社も作業員の安全性も気になるし当然周辺住民の理解と安全な商品の生産がないと企業としてこの地でやっていくのが難しいのでしっかり検討したいというので、ぜひそうしてほしい。私は大阪府民だが無限定に放射性物質の管理が甘くなるのが問題なので、それは大変心配なのだ他意はないといって、礼を言って電話を切った。

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