#2012_10_K TS氏の京王閣案、望み薄と判断しました


この文章は、4月4日に mixi の関戸橋フリーマーケットのコミュニティ内に投稿した文章に、少し説明を加えてわかりやすく手直しした文章です。
2012-04-06記


◆事の発端

関戸橋代替フリーマーケットとして、今秋開催を目指す京王閣案があります。

この案は個人 TS氏によって練られて、2012-03-26夜に mixi の関戸橋フリーマーケットのコミュニティ内に、TS氏本人によって書き込まれました。
説明の文面や投稿方法も唐突感の拭えないもので、内容に興味はありましたが、当該コミュニティの管理人である私は当初不信感を抱きました。

3月26日以前の昨冬 11月頃から、諸問題が大きくなってきた関戸橋フリーマーケットの代替フリーマーケットを、京王閣で開催できないか模索している人物が居ると、自転車好きの複数のツテから私の所にも流れて来るようになりました。既にこの時は企画者 TS氏の実名が流れていました。

昨年冬に開催した伊佐沼バヴァルダージュの会場で、TS氏の代理人を名乗る者が私の所に現れました。TS氏が私と連絡を取りたいということなので私の連絡先を教えましたが、結局、2012年 3月下旬まで連絡が取れずじまいでした。
代理人は更に伊佐沼バヴァルダージュの出店者リストをもらえないかと言ってきました。
元々そのようなリストは作っていないし、仮にあったとしても常識的に考えて個人情報を本人達の承諾なしに第三者に渡せる訳がないということを説明しました。
この出店者リストは、TS氏が京王閣でフリーマーケットを開催する際に、開催規模などを事前に京王閣側に提示する為に欲しかったようです。


◆TS氏との意見交換

私は 3月26日から 4月4日まで、京王閣案の開催に奔走している TS氏と意見を交換してきました。

TS氏の基本的な考えは、関戸橋に参加している全ての人達の良心に訴えて、現在の関戸橋フリーマーケットへの参加を自粛してもらい、その代わりに、秋の京王閣で有料の自転車フリーマーケットを財団法人日本自転車普及協会（以下、普及協会）に主催してもらうことを期待する、というものです。
出店費用を支払う側の感情を考えた上で、個人であるTS氏本人が主催者になることなく、名前の通った信用のある普及協会に主催主体となってもらい、京王閣案の開催を目指しています。

私は今秋の京王閣案が無事に開催できることを切に願っています。

ただ、TS氏と意見を交換した結果、TS氏の計画には随所に見込みの甘い点があったり、他人任せの不確定要素が多いことに気が付きました。

例えば、今秋開催予定の京王閣案のことを知らずに今春の関戸橋に集まってきた人達をどのように説得して解散してもらうのか。
人が集まっていたとしても売り買いがなければいいのか、それともミーティングの類いで人が集まっているだけで、普及協会側は秋の開催は厳しいと判断するのか。
普及協会が秋の京王閣案の開催準備を決心する為には、今春の関戸橋がどのような状況になれば良いのか、第三者に具体的に説明できるのか。
仮に今秋京王閣案が無事に開催できたとして、2013年春の継続開催の計画はあるのか。
有料開催になるというが、出店者が支払う代金はおおよそ決まっているのか、出店者だけではなく遊びに集まってくる人達からも入場料のようなものを徴収するのか。

そういった点を TS氏に質しても、不確定要素が多過ぎるという理由で、現実味のある返答は今の所得られてません。

TS氏は自身で連絡が取れる今春の関戸橋フリーマーケットに出店予定の人達には不参加を電話で呼びかけていますし、mixi の関戸橋フリーマーケットコミュニティ内では出店予定者達が不参加を表明してもいます。
ですが、事前に連絡がつく人達だけではありませんし、そもそも不催行の呼びかけに応じてくれるような人達は、元々天候以外の関戸橋の問題の発生源にはなりにくいように思います。

TS氏は 4月21日の関戸橋現地にて、出店しようとしている人がいれば京王閣案のことを口頭で説明して解散してもらう予定でいるようです。TS氏は当日は仕事らしく、1日中関戸橋現地にはいられないようです。
4月21日当日は、関戸橋フリーマーケットの初期の呼びかけ人である Y氏が、現地で売り買いなしのミーティングを開く予定でいるようです。

TS氏が今秋開催を目指して奔走している京王閣案の開催は、なんとか叶って欲しいですが、京王閣案を開催する必要条件でもある今春の関戸橋フリーマーケットの不催行を実現する手立てはあまりにも脆弱です。
現状では、今秋の京王閣案の開催は、望み薄と判断せざるを得ません。


◆昨秋から開催を阻む問題が増えてしまった現在の関戸橋フリーマーケット

現在の関戸橋フリーマーケットが抱えている違法駐車やゴミの問題や天候に左右される点など、諸問題が存在することには変わりがありません。

今春の関戸橋への参加を自粛したとしても、今秋に必ず京王閣案が開催されるとは限りません。限りませんが、今春以降の関戸橋への参加は自粛しませんか。

TS氏の京王閣案はやや唐突に出て来た観は否めませんが、関戸橋フリーマーケットをめぐる環境は、もうそういう時期に来ている証左なのかもしれないとも感じられます。
昨秋、私が河川事務所の担当者と電話で何度か話をした際は、まだ違法駐車やサイクリングロード沿いの出店の問題をなんとかすれば継続開催の見込みがないわけではないという手応えを感じました。
しかし、数年前に土手沿いのボーリング場が無くなってからは、常に駐車場の問題に悩まされ続けてモラルの低い参加者による違法駐車は確実に増えてしまい、更に、今春に近傍のビジネスホテルの閉館が決まり遠方組にとっては参加不利が決定的となってしまいました。昨秋から更に継続を阻む問題が増えているのが現状です。
遠方組みの参加が不利になることを知った上で、開催を強行する気には私はなれません。


◆TS氏経由で聞いた普及協会側の大まかなスケジュール（普及協会には確認を取ってません）

4月21日、関戸橋フリーマーケットが開催されず、また今秋の関戸橋フリーマーケットの開催が極めて困難であることを確認（判断基準は TS氏も私も知りません）
↓
5月中に、10月の京王閣案の開催準備を開始（10月の京王閣での競輪開催予定は 4月の段階では公表されていない）
↓
京王閣の賃貸料金や、京王閣案を開催する際に必要となるであろう警備や、開催問合せに応じる為の普及協会内での準備にかかる費用の人件費や設備費を算出し、出店コマの最低コストを算出した上で、普及協会が出店料を決定する（TS氏のまったくの私感であるが、駐車場代込みの出店料が 5,000円、駐車場代抜きの出店料が 3,000円位ならば、出店予定者達の理解が得られるのではないかと考えているようです）


◆予備案

mixi の関戸橋フリーマーケットのコミュニティ内ではお伝えしましたが、TS氏の京王閣案とは別に、天候に左右されず安定的に楽しめる自転車フリーマーケット案を独自に模索してみようかと考えています。
これは TS氏の京王閣案が消えた時の予備案としてすすめるつもりです。

無料開催が理想的ですが、最低でも屋根付きの 200坪程度かそれ以上の広さの施設を借りることになるので、おそらく無料で楽しむことはできないでしょう。予備案も有料になると思います。

23区内かその近傍、もしくは首都圏近郊で、関戸橋フリーマーケットの代替フリーマーケットを開催する為に、土地や物件を安価にもしくは無料で開放しても良いという地権者や上物の管理者や所有者がいらっしゃれば、ツイッター経由でご連絡下さい。

既に代替案をお持ちで、それが現実味のある計画であれば、告知協力致しますのでご連絡下さい。

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