タイピング本(http://typer.biz/book/)感想

1部：タッチタイピングが出来る非タイパー（地元じゃ負け知らず系男子）がタイパーになるまでを書いたいわゆる入門記事、なんてことはもうW/Hさんが書いてるのであれですが…
非タイパーが読んでどう感じるかはわかりませんが、少なくとも僕は読みつつニヤニヤしまくれたので非常に面白かった。

2部：テルさんによるガチ練習理論記事。本人が書いてるようにX中盤以下の方は何言ってる脳状態になりそうですが、国内最強クラスの人間が様々な視点から練習法について書いてあり対象の人には間違いなくためになると思う。
これを実践するかしないか以前に、このレベルの人はここまで考えて練習しているのか…と思わされるだけでも面白いです。

3部：Qwe/JIS以外にもこんな配列があるんだよ！という記事、どっちかというと非タイパー向け。
1部が非タイパーのタイパー入門記事だとしたら、こっちは非タイパーの配列入門記事と、4部5部読むための導入部分的な感じかな。

4部：こちらも配列記事ですが、今度はタイパー向けの内容になっています。
今はQwe/JISしかやってない人(僕です)も、tomoemonさんの実体験による練習成果、そしてどうやって配列を選択すべきかの項は非常に参考になると思う。

5部：4部がタイパー向けなら5部は非タイパーへの配列選択的な記事。まあ部のタイトル見ればそんなことわざわざ言わなくても小学生でも分かるんですけど…
一応全部読みましたが、競技者対象っぽい感じの記事ではないので深い感想は避けておきます（というかガチで難しくてよく分からなかった）。

6部：キーボード選択について、なぜキーボードが変わると速くなるのか～など。
正直このキーボード打ちやすいな～～/打ちにくいな～～とか言ってるレベルの人間(やはり僕です)にとっては5部並に難しかったです…

7部：英文タイピングの面白さ、英文タイピングのコツ等。
2部の内容を英文タイピングについて更に深く書いたような感じ。5部6部で物理の勉強をした後英語の勉強をすることになり、「俺何の本を読んでたんだっけ」となること間違い無いです。

8部：我流運指にだってこんなメリットがある～という記事。
o-ckさんの傍から見たらキ○ガイじみてる運指もこうして説明されてみると理にかなってる運指なんだなーと思えるから不思議。まあ効率悪い打ち方してあの速さで打てるわけ無いですけど…
我流運指トップクラスの二人が行う対談も非常に面白かった。

9部：総勢11人へのインタビュー。インタビューしたW/Hさんが言ってた通りこれはギャラリーレベル高いとマジで面白いです。
豪華メンツなんてレベルを越した、「ぼくがかんがえたさいきょうたいぱーとそふとかいはつしゃ」みたいなレベルの人達に様々なインタビューがされています。
様々な方が寄稿されている本でこんなこと書くのもあれですが、僕はダントツでこれが一番面白かった。


まとめ：
間違いなく1500円出す価値はあった。というか9部だけで1500円出してもいいレベルだった。
様々な方向に深い内容が込められているので、いい意味でこれ全部の記事をきちんと楽しめる人っているのかな…と思わなくもないレベル。
今回手に入れられなかった人も委託販売されたらぜひ購入をお勧めします、マジで。

最後になりますが、tomoemonさんをはじめみなさん本当にお疲れ様でした＆ありがとうございました！
今おつかれさまでした変換したらオツカレサマデシタになってe-typingUZEEEEEEEEEってなりました！

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