選挙は時代遅れ。政治家はコンペで選んだら?

政治家は選挙で選ばれるのがいいとされているが、近頃それに疑問を感じている。以下にザックリとメモ代わりに考えを記してみたい。

選挙で選ばれた政治家が選挙民の思った通りのことを当選後しているか?
選挙に民意が正しく反映されているか?

などと考えると疑問が大きくなる。これはなぜかと考えると、選挙という制度で政治家が選ばれることに問題があるのではないかという、いまの民主主義の根幹にかかわる問題に行き当った。

こんなことを言うととんでもない奴だということになるかもしれないが、まあ聞いてほしい。

選挙で政治家を選ぶというのは、大昔の専制や独裁政治の時代には素晴らしいことだったかもしれないが、ある程度、時代が進んで、市民のレベルが上がり、社会も熟成すると、次の段階の政治家の選び方を考えてもいいのではないだろうか?

政治家選定委員会なるものを設置し、そこで政治家を品定めし、適任と思う人物をポストに就けるのだ。
ある種のコンペ、コンテストですね。
選定委員になる人は応募してもらい、ある程度のテストなどを受けてもらう。これはコンテストの審査員。
そうして選ばれた人が選んだ人物なら政治家としてのレベルも今よりは高くなるだろう。

政治家は立候補というより、各種コンペに参加する企業のようなイメージ。選定委員会に対して、自分がそのポストについたらこうする─といった提案を企画書のような感じで提出する。また選定委員会が開催する討論会などにも自動的に出席し、意見を述べる。拒否は許されない。
委員たちはそれを聞いて判断する。

大衆という実態がつかみにくい存在を相手にするから政治家の方も無責任なことを公約に持ち出す。ある程度、選挙民の顔が見えていればそれも少なくなるのではないか。


以上述べたような形にすれば、ハズレがない。
マスコミ受けする有名人が有利になる度合いも少なくなる。衆愚政治になる可能性はぐっと減るのではないか。

ある種の賢人政治のような形になるかもしれないが、希望して簡単なテストをクリアーすれば選定委員になるのを拒まないようにすればいいのではないか。

実態を考えれば、政治に失望したが実は政治のことを考えている人の方が投票しないことが多く、逆に無自覚だが、他人に言われるまま訳も分からず投票だけはするという人が多い。その結果おかしな政治家が多く誕生し、おかしな政治が行われている。

実のところ、投票に行かない人は半数にも上っているので、一部の人の投票で政治家が選ばれ、いびつな実態になっていることを考えれば、私が提案したことがそれほど現実から遊離しているとも思われない。


反論はいいが、かったるいのはやめてほしい。
ややこしい話なので、スカイプ電話会議を希望。

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