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R-BIKE · @rbike

21st Oct 2011 from Twitlonger

関戸橋の自転車の集まりについて。

※一部情報の修正があります。
関戸橋付近のサイクリングロードの管理:府中市公園緑地課の郷土の森公園管理事務所
関戸橋付近の河川敷のグラウンドの管理:府中市公園緑地課
関戸橋付近の土手の斜面の管理:国交省河川事務所多摩出張所
関戸橋付近の砂利道の管理:国交省河川事務所多摩出張所

府中市の管理する関戸橋付近の土地は、国交省から借り受けて府中市が運営管理しています。

以下、電話で交渉した内容など。

本日で河川事務所多摩出張所に電話をしました。目的はふたつ。
ひとつはサイクリングロード沿いに設置された看板の真偽を質す為、もうひとつは河川事務所設置の看板であった場合は規制内容のあやふやな点を絞り込む為。

結論から先に書きます。関戸橋の自転車好きによる集まりは、国交省の規制の対象外。これからも問題なく継続できます。
但し、継続にあたっては条件がいくつかあります(後述)。

件の看板は、河川事務所多摩出張所が外部の業者に委託して設置した正規のものであると確認しました。

看板の文面が、自転車愛好家の部品交換会や情報交換会まで規制するのではないかという「誤解」を招くので、看板自体を撤去して欲しいとお願いしました。
撤去が難しいならば規制事項を細かく指定して文面を変更した、誤解の少ない文面に修正して欲しいとお願いしました。

電話口に出た担当者O氏は、撤去も文面変更もどちらも否定はしませんでしたが、確約もしませんでした。検討しますとは言ってくれました。看板がどうなるか、また文面が修正されるかはわかりません。
(10/21の17時現在、看板の文面修正は行われていないことを、多摩出張所に電話で確認しました。明日までの修正も難しいと言ってました。)

例えば買値以下で販売する行為が営利活動かを問うと、電話口のO氏はその判断は難しいと営利活動とは言えないと暗に認めました(ここ重要)。
一方で、買値以上で売ってる人が居る可能性を上げて、そういった方は河川敷で営利活動をしないで欲しいとも。どうやって確認するのか、私には皆目見当がつきませんが。

O氏の耳に入っている近隣住民からの苦情は、サイクリングロードが人で溢れて通れないということだけ。
他の苦情はないのかとの問いに、即答できず。おそらくはそれ以外の苦情はないものと思われます。
取って付けたように、河川敷に多くの人が集まると不快に思う人も居るかもしれないという、まあなんともアレな回答もありました。

つまり。サイクリングロード沿いにブルーシートを広げたり、サイクリングロードの往来を明らかに妨げるような歩き方をしたりしなければ、苦情はなくなる訳です。
そして明らかに商売として河川敷に店を広げている人でなければ、個人の自転車好きがたまたま集まってしまったことを規制することは出来ないのです。

サイクリングロードが安全に使えるようにすべきという点で、O氏と古川との見解は一致してます。
サイクリングロード沿いに占用している者達をどかす為に河川事務所多摩出張所から人を出せるかとの問いには、多摩出張所が主催している訳ではないので難しいとつれない返答でした。まあ仕事を増やさないでくれということなんだろうと思います。

なぜ国交省の河川事務所が、関戸橋の自転車の集まりを排除できないかというと、主催者が存在しないので指導先が全員になってしまうという実務上遂行が不可能であるから、そして部品を並べていたからと言ってそれが明らかに営利目的であると断じることが出来ないからです。

それらを踏まえれば、関戸橋で個人が安心して遊ぶ方法は皆さんにもわかると思います。

関戸橋の自転車の集まりを継続する為には、人として当然弁(わきま)えていなければならないマナーを実践すればいいだけなのです。
そうであれば、河川事務所多摩出張所の仕事を増やすこともなく、これまでと同じように楽しめるのです。

関戸橋で自転車の集まりを始めた先人達も、その辺りをよくわきまえた上で大人の遊びを楽しんでいたのです。

手取り足取りとは行きませんが、わかる人はわからない人にそれとなく教えて、既に15年近く続く関戸橋の自転車の集いを楽しみたいものです。

明日の天気は思わしくありませんが、天気と相談しながら私は関戸橋に行くかもしれません。行かないかもしれません。

あくまでも関戸橋の自転車の集まりは、偶然自転車好きが集まってしまうものなのです。商売として考えている人には向かない、なんとも儚い集まりではあります。

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