「お米の検査の定量下限/検出限界一覧」Ver.3.0(9/1公表分まで)

【 1 Bq/kg以下】(合計 2 Bq/kg以下)
  岐阜県 (検出下限: Cs-134、Cs-137 各 1 Bq/kg)
  兵庫県 (検出下限: Cs-134、Cs-137 各 1 Bq/kg)
  山口県 (検出限界: Cs-134、Cs-137 各 0.5 Bq/kg)

【 2 Bq/kg~】(合計 4 Bq/kg~)
  登米(とめ)市(宮城県) (検出下限: Cs-134 2.2-4.0 Bq/kg、Cs-137 1.8-3.3 Bq/kg)
  静岡県 (検出限界: Cs-134、Cs-137 各 2 Bq/kg)

【 5 Bq/kg~】(合計 10 Bq/kg~)
  福島県 (検出限界: Cs-134、Cs-137 各 5~10 Bq/kg(合計 10~20 Bq/kg))
      (「90gの検体を 1,800秒測定」)
  つくば市(検出限界: Cs-134 6.3 Bq/kg、Cs-137 10.1 Bq/kg(合計 16.4 Bq/kg))
  富山県 (検出限界: Cs-134 + Cs-137 計 10 Bq/kg)
  福井県 (検出限界: Cs-134、Cs-137 各 おおむね 5 Bq/kg)
  島根県 (検出下限: Cs-134、Cs-137 各 3~6 Bq/kg(合計 6~12 Bq/kg))

【 10 Bq/kg~】(合計 20 Bq/kg)
  宮城県 (定量下限: Cs-134 + Cs-137 計 20 Bq/kg)
  常総市(茨城県) (定量下限: Cs-134 + Cs-137 計 20 Bq/kg)
  新潟県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 10 Bq/kg)
  石川県 (検出限界: Cs-134、Cs-137 各 10 Bq/kg、「1,800秒測定」)
  滋賀県 (検出限界: Cs-134、Cs-137 各 10 Bq/kg、「検体80g、検査時間3時間」)
  京都府 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 10 Bq/kg)
  鳥取県 (検出限界: Cs-134、Cs-137 各 おおむね 10 Bq/kg)
  広島県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 10 Bq/kg)
  高知県 (検出下限: Cs-134 12 Bq/kg、Cs-137 11 Bq/kg、「62gの検体を 1,800秒検出」)

【 20 Bq/kg~】(合計 40 Bq/kg)
  青森県 (定量下限: Cs-134 25 Bq/kg、Cs-137 20 Bq/kg /NaIシンチレータ/収穫前調査)
      (注:青森県の本検査には、ゲルマニウム半導体検出器を用いる予定)
  秋田県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 20 Bq/kg)
  茨城県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 20 Bq/kg)
  栃木県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 20 Bq/kg)
  群馬県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 20 Bq/kg)
  埼玉県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 20 Bq/kg)
  千葉県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 20 Bq/kg)
  長野県 (定量下限: Cs-134、Cs-137 各 20 Bq/kg)

(NOTE)
福島県、静岡県、福井県、島根県、山口県など、原発立地県の検査精度は概して高い。
宮城県、新潟県、石川県 は原発立地県だが中位。
茨城県は、原発立地県だが検査精度が低い。
(青森県は、本検査が始まっていないのでわからない。)

(参考)
「お米の放射性物質検査の放射性セシウム検出限界が 20 Bq/kgとなっているのはなぜか」(8/16)
  http://togetter.com/li/175320
「「お米の放射性物質検査の放射性セシウム検出限界が 20 Bq/kgとなっているのはなぜか」のまとめの感想」
  http://togetter.com/li/175624
「検出限界値と定量下限値の違い」 (8/17 ブログ「3.11東日本大震災後の日本」)
  http://goo.gl/dsZQj
茨城県は牛肉の全頭検査を、2 Bq/kgくらいの精度で、1日に38検体も検査している。
  http://t.co/j2iPeWj 米の検査精度が 20 Bq/kgなのは、できないからではない筈だ。
宮城県は、家畜飼料の検査は計 2 Bq/kgくらいの検査精度で行っているが、人間用の米は計 20 Bq/kg。

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