震災支援レポート-052511
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 今(5/25 20:00)、東北からの帰りの車の中でこれを書いています。

 昨日のお昼は特に食事作りの用意をしていませんでしたが、避難所の婦人たちとのなんとなくの会話の中で何か食べたいものがありますかと聞くと、地震以来パスタを食べたことがないと言ったので、急遽スパを作ることになり、大いに喜ばれました。

 今回の特徴は避難所の中に住み、彼らと同じように自衛隊のお風呂に入り、特に家の片付けなどはしないで、ただただそこにいる人たちと時を共に過ごし彼らの仲間としてそこにいたことです。

 夜はディナーを作った後、音楽タイムを持ちました。イエスの愛を伝えましたが決心を迫るような伝道はしませんでした。ま、それが主の導きと思えたからです。

 そして今日は避難所のリーダーの千葉さんが色々な他の避難所や、これから移る仮設住宅を回ってくださり、以前、避難所にいてすでに入所された方を訪れることもできました。今後は、他の関係のある避難所や仮設住宅での奉仕を考えています。
主が導いてくれる通りに従うことができますようにと祈っています。

 千葉さんは海の方も見に連れていってくれ、その地域の海岸線を始めてみました。その後千葉さんの畑に記念にと茄子やスイカの苗を植えビニールでカバーして育てることになりました。 彼の実家は農家で彼自身の本職は家の内装工事 (壁や障子)です。そして週末は車の屋台で焼き鳥屋さんしていたという、僕と同い年の人です。

 それで彼が礼にと、備長炭で焼いたホンモノの焼き鳥を食わせてあげると、避難所の外に屋台で使っていた器具をセットし炭をおこして焼き鳥をご馳走してくれました。

 今回の支援物質は、お風呂に必要なボディーシャンプーや梅雨時期に入るのでソックスを沢山持っていきました。大概の物は手に入るようです。

 毎回、行く度に状況は変化し、場所によっても必要は大きく異るようです。
掃除や片付けのボランティアはその日にボランティアセンターに申請すると、場所を紹介してくれるので、かなりシステム的に動いている様です。ただし危険区域や市や町でかなり違いはあるようですが、東松島地区は重機も入って本格的に片付けは進んでいるようです。7月には全員が仮設住宅に入って避難所はその用を終えるようです。

 今後は夏に向けて多くの海外からのボランティアが来るので、カルバリーチャペルは仙台若林区に大きな家を借り、専門に担当員を住まわせ、海外からの支援者をまだまだ片づけの多いところの応援に充てようと考えています。

 震災の被災者支援も在宅被災者も含めて、次の着実に次の段階に入っています。
今日、別の避難所であったさおりさんと言う福祉の働きをしてる若い女性は最近落ち着いて来て急に不安になって来たと打ち明けてくれました。

 主が導くように仕え、主が大いに働いてくださってることを信じて祈っていきたいです。お祈りください。

 今回は現地で沖縄のカルバリー那覇の大城さんやロゴスの明石さんとも合流しました。全国のいろいろなボランティアや地方自治体、 NPO団体がたくさん来ています。
 そんな中で他のクリスチャンも多く入って仕えています。ですから彼らには支援団体の一つ程度にしか写りません。やはりそこに個人的な関係作りから、主の導きを受けて
福音を伝えるということだと思います。それは教会のあるこの地元も同じことですね。

 本当の彼らの戦いはここからで、神戸の時も同じく普通に生活をされてる被災者への
支援という段階に入って行くでしょう。主が届いてくださいますますように。主がなすべき務めを示してくださいますように。お祈りください。

主にありて
カルバリーチャペル西東京
山東

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