この間、青山ブックセンターに行った訳ですが、そこでこの写真集をちらっと手にとってぺらぺらめくった訳ですよ。 http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51251333.html

『スクールガールコンプレックス』。いやあ、衝撃だったね。どんな写真集かはさっきのリンクを見てくれればわかると思うだけど、ざっくり言っちゃうと女子高生の写真集。きっと正しい言葉を使えば『フェティシズム』なんだろうけど、その言葉ではこぼれ落ちてしまうような空気が漂っていました。

だいたい女の子の写真集って言ったら、顔映って無かったらおっぱいかおしりでしょ? 画像検索してもらったらわかると思うけど、そんなの全く無いのよ。強いてメジャーな部位があるとしたら足と水着くらい。そんな写真が淡々と並べられている訳。

やっぱり、コンセプトのひとつにもあるけど『戸惑い』なのよ。「見ちゃった…」っていう、罪悪感に近い戸惑い。やっぱり同級生の女の子を完全に『性の対象』として見るのは理性が邪魔をする。でもふとした時に同級生から女性を感じて、それで戸惑ったり、よくない想像をした自分に対して罪悪感を感じたりする訳。

その男子高校生は誰もが感じる感情にとんでもなくエグいイコライジングをかけて、知っている人じゃないという意味で『戸惑い』を削って、『妄想』と『罪悪感』の部分を増長させたのがこの写真集だよ。自分が大学生って事を差し引いても、これを開いている事に対する罪悪感ってハンパじゃない。甘酸っぱさとは無縁の女子高生写真集、『スクールガールコンプレックス』でした。

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