「TPPから食卓と地域社会を守る十勝大会」大会アピール

 政府は、今般、EPA基本方針の中で、TPP(環太平洋連携協定)に関し、関係各国との協議を開始することを閣議決定した。

 TPPは、原則、関税撤廃の例外を認めておらず、交渉が締結され、十勝管内の農業基幹6品目の関税が撤廃された場合、北海道十勝総合振興局の試算では、農業産出額が1,382億円減少するとともに、関連産業が1,298億円、地域経済には 2,357億円もの損失をもたらすとしており、十勝地域が崩壊の危機に曝されることは必至である。

 加えて、TPPの締結は、国民が求める国内食料自給率の向上や食の安全・安心の確保をも脅かすこととなり、また、人の移動や金融・保険・環境・医療等、農業以外の分野においても、甚大な影響を与えることが危惧されている。

 全ての関税や輸入障壁をなくすことが、本当に国民に幸せをもたらす唯一の道筋なのだろうか?

 荒涼とした風景の中で、食卓は輸入食品であふれ、経済骨堂や生活の営みが全て外国のルールで仕切られることが「めざすべき国の姿」なのだろうか?

 私たちは、訴える。
 1.例外なき関税撤廃を原則とするTPP交渉への参加に反対する。
 2.政府は全ての貿易交渉にあたり、例外措置として重用品目の関税を維持すべきである。

 政府においては、国家百年の大計を誤らぬよう強く求めていくとともに、広く国民、道民、十勝管内の皆さまに、私たちの主張への理解と賛同を強く訴えるものである。

 平成22年11月28日

   TPPから食卓と地域社会を守る十勝大会

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