赤松農水相がJAの人に合ってもない件


以下、ブログコピペです。

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私の実家は九州で代々農業を営んでおり、また父は九州のJAに勤めている農家の一族です。そのため、必然的に農に関する報道は他の人たちよりも敏感にならざる得ない環境で育ってきました。

しかし、今回の口蹄疫に関する報道は、BSEや鳥インフルエンザの時のように大々的に報道もされておらず、最初は気付きもしませんでした。
(今調べると、国内口蹄疫感染疑惑報道と降って湧いたような某女優の離婚疑惑報道とが同時期だったのを見て、この国の末路を見るかのようで本当に悲しくなってきました。私の思いすごしだといいんですけど。)

報道を知って、父にJAの対策について話を聞いたところ、現在JAでは九州各県に対策本部を設置し、JAの職員は宮崎県に牛の殺処分の手伝いをしているそうです。

JA自体の対策は早かったそうなのですが、やはり行政から何一つ援助がないため、人員もJA職員だけでは追いつかずこれからまだまだ被害は拡大する一方だそうです。

また人を介しても発症する口蹄疫は、GW期間中にさまざまな地域に拡大していく恐れがあるそうですが、正直そこの対策まで人を割くことができないのが現状だそうです。

JAでは宮崎に行った人は家畜に近づかないように達しが出でいるそうですが、口蹄疫の報道すらほとんどされず、国が何の対応策もとらないため、一般の人たちを介して、さらにウイルスは日本国内で蔓延していく可能性があります。

また、赤松農林水産大臣はJAの誰一人とも会ってくれてはいないそうです。

現在、私の父は九州のJAにおいて役員をしています。
しかしその父が先日、

「赤松大臣はJAの人間とは誰一人会ってくれない。これでは農政について、農林水産省に提案することもできない。」

と肩を落としていました。

このことは、今に始まったことではありませんが(実際、昨年の民主党政権誕生から赤松大臣は一度もJAとの話し合いの場を設けてくれていないそうです)、口蹄疫がここまでの被害を見せているのにも関わらずその状況は変化していません。
このままでは、何の対策も講じられないまま日本の家畜は全滅してしまいます。

また、畜産業界が今一番恐れていることは、口蹄疫による風評被害です。

幸か不幸か、現段階では報道規制がされているため、風評被害はBSEや鳥インフルエンザの時のようには出ていません。
しかし、それも時間の問題です。マスメディアで報道されない分、情報はネットだけで流れ、マスメディア信者は口蹄疫に対してさらに怪訝なまなざしを向けるかもしれません。

このまま被害が拡大すれば、人体に影響がないにも関わらず国産のものはすべて毛嫌いされてしまいます。

そうなれば日本の畜産業はおしまいです。

このようなときに自民党政権であったならば、と一年前の総選挙を悔やむばかりです。

発病までの潜伏期間は1週間前後です。
GW明け、日本の畜産業はどのような状況に陥っているのでしょうか。

紫さんの記事を読み、コメントを送りたくなってしまい心の赴くままに文字を打ち込んでしまったため、このような乱文となってしまいました。申し訳ございません。
恥ずかしながら、私自身が家を出ているため農政に疎くなり、紫さんの記事を見るまで口蹄疫の被害と民主党政権の対応についてほとんど知りませんでした。

そのため、裕さんのコメントを転載して頂き、改めて現政権について考える機会を与えて頂いた紫さんに感謝の言葉を伝えたくコメントを送らせていただくこととしました。

ありがとうござます。今更ではございますが、農家の娘として日本の農業を守っていきたいと思います。

長文失礼いたしました。




これは補足なのですが。
実はこの口蹄疫に投ずるべきお金の算段を付けるはずの中央畜産会が、例の「事業仕分け」で仕分けられています。

しかも、口蹄疫が発生した後に。

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